Nichiren・Ikeda
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昭和二十六年(二月)
「若き日の日記・上」(池田大作全集第36巻)
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24 二月二十六日(月) 小雨
春爛漫―――晴れわたる桃花の季節。
若き、革命児達の季節に似たり。
三月、四月、五月と天地は開く。
若き、革命児達と共に生いたち咲き薫れ。
吾等、君達、共に恩師の御教えを護る名誉の花ぞ。
若き、革命児達よ、
永久に、名を残す、花と咲き、散ってゆこうぞ。
楽しき者、苦しき者、明るい人、悲しい人、富める同志、悩める同志、感激に生ききっている革命児、涙で生ききっている革命児。
共に、妙法の使徒だ。大聖哲の子供だ。恩師の弟子だ。常に、励ましあって、目的達成まで、戦うのだ。進むのだ。頑張るのだ。不退転でゆくのだ。
25 二月二十八日(水) 小雨
給料日なので、菓子等を買って、夕刻、Y宅訪問。―――
十数人の人々集まっている。仕事のことにて。皆して、菓子等を食しながら、雑談。
楽しそうに小二時間過ごすことが出来る。嬉しいことだ。
いかなる戦乱、動乱、激乱の時代、社会にあっても、大御本尊を、疑わず、絶対の大功徳あると信じて進むことだ。それだけ出来得れば、立派な人であり、大信者であると思う。
帰宅、十時四十分。二月も過ぎた。
三月と聞くと、何となく、暖温を感ずるものだ。