Nichiren・Ikeda
Search & Study
昭和二十九年(十月)
「若き日の日記・上」(池田大作全集第36巻)
前後
9 十月三十日(土)〜三十一日(日)
三十日夜、午後九時三十分、バスにて、信濃町・明治絵画館前を出発。朝五時、一万名の青年部員、富士大石寺に到着。
三十一日―――七時三十分、天気晴朗。
総本山近くの、高校校庭にて、男女一万名総登山の儀式開催。
先生も、本当に嬉しそうであった。
″経済、文化、教育、科学の根底に哲学がなければならぬ。その最高の哲学こそ日蓮正宗であり、これを広宣流布することが、われわれの使命である″との講演あり。
終わって行進に移る。痛快な一日であった。
新時代の青年の縮図ここにあり。新時代の青年の先駆ここにあり。未来に輝く若人の象徴、ここに存するなりと―――。
午後四時、全員下山の途につく。
帰り、吾人等は三島に、日大のA部長を訪う。
帰宅、十一時三十分。
無事、大任を果たす。―――