Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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人生2  

「価値の日々」「若き友へ贈る」「わが友へ」「友へ贈る」(池田大作全集第38巻)

前後
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 彼は 虚像に満ちた 女々しく浅い生涯
 僕は 栄誉ある 男らしい深い生涯
 彼は 心空しき華やかなる日々
 僕は 一切に必死になりながら
   一歩一歩進む日々
  
 懐疑
  それは 近代精神に
   黎明をもたらした
     第一歩であることを
      知っているから
     私は 心の振幅を否定しない
    むしろ 懐疑の淘汰を経験してこそ
     はじめて 人間としての
      偉大な確信に立てるであろうと
       いいたいのだ
  
 愚直な人生でいいと思う
   しかし 愚劣は嫌いだ
  炎熱に大樹が
   黙々と天空に聳ゆる
    あの愚直な姿勢も忘れまい
  
 いかなる時代に なっても
   いかなる境遇に あっても
  私は 私らしく という座右銘で
   平和にして誇り高く生きぬくのだ
  
 私は いわゆる抽象化の世界に
   自己陶酔したくない
  抽象という概念のスポイルのもとでは
   必ず それが
  生きた現実という財宝たから
   捨象されているからだ
  
 仮面の社会
   仮面を着けた人がいても
    私は 恐れまい
  最高の大法則をもっている 私には
   権力の王冠も
    最早 罠にかけることは
     出来ないことを
      知っているからである
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 有名人必ずしも
   従容たる死は 出来まい
  われわれの感動は
   生死ともに
    根元を指しうる 人にあるのだ
  
 精神集中できる
  信念の人になりたいが
   頑な人間にはなりたくない
  そこには 最早 新しい感覚の
   風が入らなくなるからだ

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