Nichiren・Ikeda
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日蓮大聖人・池田大作
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1 国民性のちがいを超えて
「人間と文化の虹の架け橋」趙文富(池田大作全集第112巻)
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思師の姿を胸に韓日の友好を
趙
今まで人類社会を支配したのは「武力」でした。二十一世紀は、「慈愛」と「人情」をもって、感動を与えることによって、リードしていかねばなりません。
そして、お互いの人間的向上のために、真心からの交流を重ねていくべきです。
そのために、池田先生と創価学会の皆さんの哲学と行動が果たす役割は大きいと思います。
池田先生は、日本だけでなく、アメリカや香港、シンガポール、マレーシア等に教育機関を設立されましたが、これからも世界中に平和教育の哲学を広げてください。
そして平和教育に貢献した人々を讃え、宣揚していただきたい。そのためなら、私も、どこへでも飛んでいきたい気持ちです。
池田
あまりにも寛大なお言葉です。
世界から「悲惨」の二字をなくしたいーーが、戸田第二代会長の熱願でした。
戸田先生は、朝鮮戦争をはじめとする、韓半島の民衆の苦悩に胸を痛めておりました。そしてアジアと人類の安穏のために立ち上がり、民衆運動の指揮を執ったのです。
一九五一年の五月三日、第二代会長就任の式典でのことです。恩師は、貴国の一人の婦人を演壇に招き、抱きかかえるように励ましました。その姿は、私の険に焼き付き、今もって離れません。
恩師が、「地球民族主義」というビジョンを掲げたのも、このころでした。
世間は空論と笑いました。
しかし、戸田先生は、「どの国の民衆も、絶対に犠牲になってはならない。世界の民衆が、ともに喜び、繁栄していかねばならない」と訴え続けました。
韓日友好を願う私の胸にはいつも、この師の姿があります。
そして、これからも、この恩師との誓いを果たしゆく人生でありたいと思っています。
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