Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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新世紀の黎明・千葉 誉れの門下よ 一生を勝利で飾れ

1999.3.30 随筆 新・人間革命1 (池田大作全集第129巻)

前後
5  ある仏教学者が、″どうして、日顕宗は狂乱坊主の集団になってしまったのか。供養を取るだけ取って、大功労者である学会を、一片の通知だけで切り離すとは、何たる狂気の沙汰か″と。
 しかし、学会は強かった。微動だにせぬ不動の姿に、日本中の宗教界は驚いた。
 なぜ、宗門は狂ったか。
 法華経に照らし、御聖訓に照らすならば――
 「我慢偏執」であるが故に、
 「軽善憎善」であるが故に、
 「嫉善恨善」であるが故に、
 「悪人親近」であるが故に、
 「邪智諂曲」であるが故に、宗門は、瓦解した。
 それに対し、
 「如説修行」であるが故に、
 「法華折伏」であるが故に、
 「破邪顕正」であるが故に、
 「死身弘法」であるが故に、
 「当如敬仏」であるが故に、学会は大発展を続けている。
6  私と千葉の皆様の思い出は、限りない。
 わが青年部と共に、銚子や富津で語り合ったこと。また千葉の広宣流布の草創時代から、浦安や佐原に走り、船橋や市原に駆けたこと。そして、市川、松戸、柏、野田、佐倉、勝浦、天津小湊、大原等の同志と語り合ったことも、懐かしい。さらに、成田は、世界への飛翔の窓口である。
 今、館山には、″菜の花″に包まれた、王者の千葉研修道場も完成した。
 千葉の舞台は、いつも何かが躍り出るが如く、賑やかである。永遠に、新鮮な旭日の昇る勢いが感じられる。
 末法の御本仏・日蓮大聖人が、東天に向かいて、大宇宙に南無妙法蓮華経の宣言をなされた御姿と魂を、断じて忘れてはならない。千葉の同志は、大聖人の直結の門下の誉れと魂を受持して、この誇り高き一生を飾り、三世にわたる栄光を胸に抱きながら、前進されんことを祈りたい。

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