Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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関東ルネッサンス会議 大難は「法華経の行者」の証明

1996.1.14 メッセージ集(池田大作全集第67巻)

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5  永遠不滅の大歓喜の人生を
 御書には続いて、こう仰せです。
 「四の巻に云く「而も此の経は如来の現在すら猶怨嫉多しいわんや滅度の後をや」第五の巻に云く「一切世間怨多くして信じ難し」等云云、日本国に法華経み学する人これ多し、人の妻をねらひ・ぬすみ等にて打はらるる人は多けれども・法華経の故にあやまたるる人は一人もなし、されば日本国の持経者じきょうしゃは・いまだ此の経文にはわせ給はず唯日蓮一人こそみはべれ・我不愛身命但惜無上道是なりされば日蓮は日本第一の法華経の行者なり
 ――(法華経の)第四の巻(の法師品第十)には「しかもこの経(法華経)は仏の在世でさえ、なお怨嫉(うらみ。ねたみ)が多い。いわんや仏の入滅の後においては、なおさらである」と。
 第五の巻(の安楽行品第十四)には「一切世間に怨嫉が多いので(法華経は)信じがたい」等とある。(中略)日本国の法華経を持つ人々は、いまだ、この経文を体験しておられません。ただ日蓮一人だけが(この経文を身で)読んだのです。
 (法華経勧持品第十三の)「我身命を愛せず但無上道を惜しむ」とは、このことです。ゆえに日蓮は、日本第一の法華経の行者であります――と。
 仏法者は、迫害こそ最大の誉れであります。
 わが学会は大聖人の仏法の正統中の正統として、御書のとおり、法華経のとおりの行動を、まっすぐに、堂々と貫いております。だから難があるのです。大聖人は、心から、おほめくださっているであろうと確信いたします。
6  病床の南条兵衛七郎に対して、大聖人は、こう励ましておられます。
 「もし・さきにたたせ給はば梵天・帝釈・四大天王・閻魔大王等にも申させ給うべし、日本第一の法華経の行者・日蓮房の弟子なりとなのらせ給へ、よもはうしん芳心なき事は候はじ
 ――もし、あなたが(私より)先立たれたならば、梵天・帝釈・四大天王・閣魔大王等にも、「日本第一の法華経の行者・日蓮房の弟子である」と名乗りをお上げなさい。(そうすれば)よもや、粗略な扱いはされないでしょう(それらの諸天がこぞって、あなたを大事にし、守るでしょう)――。
 「われ、創価学会員なり!」と、喜びの唱題を重ねていくことです。その信心に、生死を超えて、三世十方の仏菩薩・諸天善神が、皆さま方を守ります。抱きかかえて走ります。その人が、未来永遠に「仏」と輝くのです。
 何より、私どもの広布への赤誠は、すべて大聖人が御照覧です。
 この、水遠不滅の「大歓喜の人生」を、北関東の皆さまは、頭を上げ、胸を張って、楽しく生きぬいてください。それぞれの県、それぞれの圏を断固として守り、希望の指揮をとってください。
 きょうは、本当にご苦労さまです。どうか地域の皆さま、ご家族の方々に、くれぐれもよろしくお伝えください。
 (東京牧口記念会館)

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