Nichiren・Ikeda
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日蓮大聖人・池田大作
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忍耐と実践
「価値の日々」「若き友へ贈る」「わが友へ」「友へ贈る」(池田大作全集第38巻)
前後
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狭く皮相的念行動を
私は とりたくない
しかし 自己の信念の道に向かっては
非難する人が多くあっても
その正義の実相を
強調しつづけるであろう
今に見ろ 今に見ろと
未来を構築しゆく
地道にして精確なる君に
栄光あれと祈りつつ
人びとよりも少しでも努力するところに
生きがいと凱歌が
あることを知った私は
早朝に目を覚し 信仰の勤行に励むのだ
私は 不滅の法という
絶大なる案内者をもっている
故に 複雑冷酷な社会にあっても
少しもうろたえることはない
少しずつ 今日も御書を
そして 教養ある本を読みゆけば
生涯の持続で 誰人よりも
幸福への大学者になることは間違いない
今日を苦しみ
明日を勝利に
今年を苦しみ
来年を栄光にとの
本因妙の姿勢に立つ
人生であってくれ給え
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君よ!
共に重い荷物を背負って
あの峻厳な山岳を目指そう
閑人は われらを笑うであろうが
われらには われらの自負と
誇り高き
生きがいがあるのだ
私は 恐れない
私は 驚かない
いかなる陰険なる
障害物があろうとも
厳密なる精神一念の
運動によって
すべてを踏切台にしてはねのけ
飛躍していくから恐れない
太陽と共に 勤行
賞月と共に 座談会の修行で
栄光の人間勝利を
私は
悪縁に紛動されるような
代用品ではない
正確なる信仰という
聡明さをもって
この世代を
堂々と
誇り高く生きぬくのだ
苦しくとも
目に涙を溜めながら
僕は十年先の
感動の一瞬を信じて
今日も指揮をとる
僕は
本当の信仰をする
嘘の教養を排する
故に至難のなかを
だれよりも前に進む
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僕は いま人生道の
途中を歩いているのだ
途中の批判には
無頓着でありたい
最後の到着に振る旗を見てから
云々してくれといいたい
友より
悲しい便りがある時があっても
僕は叫ぶ
昨日という忘却の彼方のみ
絢爛たる創造と未来の進歩が
待っていることを
絶対に忘れまいーーと
今日の建設と開拓の作業が
すべて自己の偉大なる変改と
広布の美事なる昇華である
誉れを忘れずに
君の正論を
いかに邪魔されようとも
時と共に新しい心からの支持者が
鼓舞することを確信して
雄大なる生命力で
君の君らしい運動を
持続しぬくことだ
人びとから
いかなる批判
中傷を浴びようとも
僕は「時を待つ」
僕は「生命に強靭なる根を張る」
僕は「正義の歴史の審判を信ずる」
君は 今
痛烈な批判を受けている
しかし 正義という信念は
いささかも変わらない
やがて 批判者の額に
天から唾が落ちてくるように
見えてならないのだ
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今日の活動も
広布の歴史として
厳しくも誇り高く
わが肉団に刻まれ
残ることを知る私は
今日も
豊かなる信仰で
一日を送る
人間誰しも
悩みは一生にわたってあるものだ
ただ その悩みをいかに転換させ
人生をして
向上に向わしめてゆくかが
大事な起点であるといってよい
所詮 敗者の歌でなく
勝者の歌を 歌うために
今日も 忍耐と建設の日々たれ
厳寒の冬
皚々
がいがい
たる白雪の彼方
陽春の到来を堅く信じ
今 私は忍の一字の旗を
胸中に掲げて前に進む
いかなる多くの反逆の人がいても
私は 憤怒しない
軽蔑と中傷と反感の人は
そのままが地獄の毒々しい
可哀想な人であることを
知っているのか
長い人生においては
岐路に立つ時が必ずあると思う
しかし 私は前に進む
信仰という原点と
徹底抗戦の激励を
常にしてくれる友があるからだ
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強い風が吹くもよい
寒い風が吹くもよい
長い厳しい旅路に
君の姿が見えなくなっても
僕は ひとり誇らしげに
遂に目的の天地に
立ってみせるだろう
宗教を理解しないということが
宗教を理解しはじめた
第一歩と確信して
君よ 相手をやさしく
包容してあげてくれ給え
長い生涯から
振り返ってみれば
現在の労苦が
最も思い出深き歴史に
変わることだろう
如何なる時代の
変遷の波動があろうとも
旗色をみながら
心を動揺される
卑怯者にはなりたくない
私は 一人になっても
最極の 光り燦たる法旗を
高らかに持ちつづける
汗と涙を流し
戦った者こそが
未来における
栄光の人生と
世の人びとの指導者たるの
資格あることを忘れまい
朝日とともに
晴ればれとした人生のために
一念の根底の開拓のために
偉大なる信仰を忘れまい
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