Nichiren・Ikeda
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日蓮大聖人・池田大作
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6 民間の『法華経』信仰
「東洋の智慧を語る」季羡林/蒋忠新(池田大作全集第111巻)
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『観音経』として独立した経典に
池田
『法華経』の「観音品」は、『観音経』と呼ばれる独立した経典として広まりました。現世における種々の利益を説くので、信仰を集めたのですね。
「法華経とシルクロード」展でも、西夏語の「観音品」で絵入りのものが展示されていました。
『法華経』は、国家の次元でも重視されました。
さらにまた、広く民間にも、『法華経』の信仰が根を張っていったのですね。
蒋
要するに、『法華経』は中国文化の発展に対してゆるがせにできない重大な役割を果たしたのです。
したがって、もし中国の法華文化を研究しなければ、中国文化を全面的にまた深く立ち入って理解することはできないのです。
そして、ついに紀元七世紀までには、韓・朝鮮半島を経て中国から貴国・日本へと伝わり、西から東へのルートを進みました。
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