Nichiren・Ikeda
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日蓮大聖人・池田大作
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栄光への門出に
詩歌・贈言「青年の譜」「広宣の詩」(池田大作全集第39巻)
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地涌の勇者よ
千仞の足下に 眼をこらせ
万里の空に 耳を
欹
そばだ
てよ
地球は
原水爆の臨月だ
流血の潮 デルタを洗い
阿鼻叫喚は 空を裂き
大小さまざまの 地獄の底から
あの民衆の
歔欷
すすりなき
がきこえるではないか
コンピューターは この光景を知らない
精密誇る人工頭脳は 眼もなく耳もない
ただ一人の聖哲の 教えのままに
みずからを革命した 戦士たちの
胸にだけとどろくのは
何故
なにゆえ
であろう
千載に一隅した
地涌の友よ
刹那の永劫に 生きるからには
屍累々の幾世紀の
惨たる山脈を いまこそ越えねばならぬ
決戦の戦列を乱すな
スクラムを組もう
スクラムとスクラムとスクラムと
日本から全世界へと
われらのスクラムで
流血と悲惨の世紀を たたき潰せ!
3
面をあげよ 胸をはれ
みずから流す 血と涙と汗の利剣をもって
過去の残虐を たたき割れ!
威風堂々の 平和の陣列は進む
その林のごとき陣列
未曾有の勝利を かちとろうではないか
親しき 地涌の勇士よ
この日 この
朝
あした
の集いに
栄光の夜明けが いまやってきたのだ
十万年の人類が夢にみた
そして誰ひとり みたとともない栄光だ
眼を疑ってはならぬ
われらの 広布の栄光なくして
人類百万年の 幸福はあるはずがない
赤らんだ繋明にむかつて
いまこそ 私は叫ぼう
諸君の前途に待つものこそ
限りなき 燦たる栄光
不死と 平和の
絢爛たる世界であると
(1968.1.1)
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