Nichiren・Ikeda
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日蓮大聖人・池田大作
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人生観
「価値の日々」「若き友へ贈る」「わが友へ」「友へ贈る」(池田大作全集第38巻)
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2
共にこの世の人生を
力ある無作の人生でありたい
今日も負けるな
人生とは闘争の異名なれば
今日も自己に挑戦して
忍耐と執念の一日を送ることだ
真に尊敬されゆく人生とは
学問の探求を忘れずに
それを生涯にわたって
社会に還元しゅく
努力の人をいうのだ
生命を離れて
仏法はなく
仏法を離れて
生命はないという
ありとあらゆる衆生が
南無しゆく法則を持ちゆくととは
この世の人生の
最大無量の財宝であることを
誇りとすべきだ
結局は 人生とは
自分自身との戦いの
連続であるかもしれない
そのなかに不幸は襲い
幸福は安住している
健康 福運
栄光 勝利の
人生のために
今日も勇気ある信仰を
3
今日も幸せの挑戦
そして遥かなる
栄光の人生の
獲得のために
強くして清らかな
信仰者たれ
人生はたしかに複雑である
ゆえに私は
如実知見の信心で
一切を見極めて生涯を生きぬく
洪水と渦巻きの
知識の世界にあって
どうか自己の人生の目的に
正確に到達しゆくことを
この人生を大切に
この世を大切に
そのために信心を大切に
胸中の宮殿を
遊び歩む人生たれ
この大河を
君よ 強靭なる生命力で
生涯 泳ぎゆけ
4
この世の
悔いない人生と歴史のために
僕も迷わず進む
君も勇敢に進んでくれ給え
三十年先の今日の日が
いかなる人生の軌跡と
悔いなきものであったかを
確かめゆく
日々であってもらいたい
自身を知ることは
もっとも難しいことであるが
わが道をゆくという
峻厳にして
平凡な姿勢で
私は 一生を送りたい
誠実ーー
これに勝るものはないと
確信しながら
私は 私の人生道を
歩いてみせる
儚
はかな
き人生も
悶躁
もがき
の人生も
私は送りたくない
あなたの人生の
最後の人生の態度は
本当に立派と思うーー
といわれる
現在の青春であってほしいのだ
死に向かいあった
毎日毎日の君には やがて
「生」のいかに偉大にして
無限に広がりゆく
広野が待っているかを
僕は 君に確信してもらいたいのだ
5
私は 一生を大切にする
諸行無常を
常楽我浄と転じて生き抜く
地道であっても
今日の使命を
着実に果たしゆく人に
かならずや所願満足の
爛漫たる人生の
到来があるだろう
たとえ君たちが
革命に絶望したといっても
私は 私の信ずる
社会観 宇宙観のもとに
一人の先覚者の晴れ姿を持続して
春風とともに
秋風とともに
あらゆる制限を超越して
進むであろう
自己の決めた道
この道を深く そして強く
われは ただ進むーーと
第一に希望
第二に健康
第三正福運の人生を
懐かしく共に歩きし
過去を忘れることなく
未来を金剛にして不壊の
一家と地域の完成のために
私は 今日も走るのだ
6
人間主義の哲理を
私が持ったのは
よりよい人生を知ろうと
願ったからである
ゆえに受難も恐れず
常住無上の
一生であることを確信したい
共に決めたこの道を
砂利があっても
水溜りがあっても
前に進もう
哲学を確固として持った人生を
正義を確固として行動できる人間に
君も僕も学会っ子
さあ 今日も
誰人よりも有意義に
人生を構築しよう
共に自らの信条として
決めた坂道を
共にひたすらの
勇気と朗らかさをもって
今日も また歩みゆこう
生命の原点
これより出発した
あらゆる研磨も苦労も
一切が
黄金の投影にかわることは
間違いないであろう
7
誰人よりも
私は 生涯にわたって
誇り高き 堅実にして満足の人生を
生き抜いたといいきれる
信仰者であれと祈りたい
共に妙法の王者なれば
今日も明日も忍耐と
誉れも高く生き抜くことだ
長い尊い人生であっても
今日も栄光と福運の
構築のための信仰を
友よ われらの道は
細く短いものではない
幅広い 無限の長さのものであるが故に
着実に
撓
たわ
まぬ
今日の作業が必要なのだ
君よ 昼も夜も
誰人よりも晴れやかに
誇り高く
今日も送ってくれ給え
長い人生だ
長く深く強き信心で
人生の大勝利者たれ
8
健康で明朗で
そして確実のなかの大胆の日々を
たえず愚痴をこぼし
人を恨み憤慨する人を見ると
可哀想でならない
私には心痛があっても
感謝できうる人生を送りたい
根無し草の人生は
老後の日没に
悲嘆と悔悟が残るであろう
われらにとっての
常楽我浄の人生には
いまや 日没はなんでもない
人生の勝負は
死する五年前で決まる
君よ なにものにも負けずに
忍耐強く すべてを
乗り越えていってくれ給え
信心一筋の
美しき心の一生たれ
桜を見ながら 菊を見ながら
そして胸中の幸せの花を開かせながら
自信をもって 雨や曇りの日も
前を向き 歩みゆこう
9
春の如く
明朗な人生を
冬の如く
雑草の人生を
長い人生の旅路には
所詮は信心しか
解決の道はないーー
ということが
かならずあるだろう
君よ
その原点だけは
忘却しないでくれ給え
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