Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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勇気  

「価値の日々」「若き友へ贈る」「わが友へ」「友へ贈る」(池田大作全集第38巻)

前後
2   
 信仰という
   深い深い勇気を湧かして
  気兼ねのない構築のための
   今日一日であってくれ給え
  
 ”一人立てる時に
   強き者は 真の勇者”
    というなれば
  今こそ
   逆境の時にあって
    絶対の信仰という勇気で
     広布を死守してくれ給え
  
 史上空前の
   権力の圧迫におされても
  われは その栄華の下に
   端座して実相をみつめゆく
    不動の信仰者でありたい
  
 苦難の嵐のなかを
  君よ 勇気ある
   生命運動の旗手たれ
  
 午前八時の太陽の如く
  今日も 生命力を満々と
    悪世のなかで
     勇敢に共戦を頼む
  
 学会育ちということを
  世界最高の
   誇りとする人生と
    勇気ある法戦に
     生きぬくことだ
3   
 偉大なるものは
  いずれの団体も世界も
   批判の嵐を耐えぬいてきたのだ
  君よ
   わが学会の前途を頼む
  
 君の 怒涛の嵐にも
  挑戦しゆく勇気を
   心より信じつつ
  
 細心に そして大胆に
  自信をもって
   自己の前進と社会の洞察を
    厳しくしながら
   師子の子らしく
    僕は 密林を歩む
  
 多くの憤績もあると思うが
   それを乗り越えて
  どうか君の 君らしい道を
   勇気をもって歩んでくれ給え
  
 君よ
  正義と勇気と
    行動の人となって
   共戦してくれ給え
  
 君よ
  わが学会の君よ
   太陽の仏法とともに
    敢然と障魔の雲をつんざきて
     乱世に輝きわたれ
4   
 友よ! われらで決めた戦いだ
   生涯 恐れるな
  吹きすさぶ烈風を法戦場に
   莞爾と進むのだ
  
 権力には 暗黒の恐怖が渦巻く
 正法には 平和と安穏のいずみが満つ
  
 混乱に微動だにしない
  君の英知と
   勇気の彼方に
  人びとは驚愕し
    狼狽する時がくるだろう
  
 卑劣な中傷 批判が
  嵐の如くあったとしても
   微笑を忘れることなく
    巨大な受難の道を
  僕の金字塔を建てるために
    その貫徹の持続を忘れまい
  
 私はけっして
   自分を誇張などしたくない
  しかし 生涯を賭して
   正義の主張のためには
    絶対に 自分を逃避者にさせない
  
 私には
  生涯にわたりて
   怖ろしいということはない
  それは逞しくも
   幸せになりゆく
    起源となる法理を
     もっているからだ
5   
 迫害も喜んで受ける
  しかし僕は
   革命児だ
  偉大な目的のためには
   いっそう激しく
    断固 前に進むであろう
  
 人の批判をするのは
   その人の自由であり
  私は 私の信条のもとに
    ただ行動をもって進みたい
  
 たえず
  私の身辺にある
   不幸にしゆく敵と
    戦いながら
  私は 私らしく
   幾歳月 非常に美しい
    信仰に生きぬく
  
 烈風にも動じない
  富士の山の如く
    確信に満ちた君よ
   学会っ子であってくれ給え
  
 正義の敵とは
   判然しがたい場合があるがーー
  ただ一つ 正法を破るものは
   明確である
  ゆえに私は
   正義の味方となって
    その敵と欣然と戦うであろう
  
 元来 私は
   呑気かもしれないが
  いざ鎌倉のときは
   綿々たる弁解などせず
    不惜の法戦を覚悟している
6   
 大海の如き慈愛
   嵐のなかの岩壁の如き勇気
  君よ! 信仰と生命の王者たれ
  
 学会っ子なれば
  死ぬまで筋を通して
   学会っ子らしく共に戦おう
  
 そこに高き山があっても
   雲があっては見えない
  君よ いつも雲を払いのける
   偉大なる信仰者であってくれ給え

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