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日蓮大聖人・池田大作

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3 仏教はキリスト教に影響を…  

「21世紀への人間と哲学」デルボラフ(池田大作全集第13巻)

前後
17  アショーカ王
 生没年不詳。古代インド・マウリヤ王朝第三代の王〈在位前二六八年ころ―二三二年ころ〉。はじめは各地を攻略し領土拡大をはかったが、のちに戦争の悲惨さを痛感、仏法に帰依し〈法〉の統治を実行した。あらゆる宗教、とくに仏教を重んじ、法の理想を磨崖や石柱に刻印。戦争放棄・福祉政策・平和外交を表明した碑文もある。
 アレキサンダー大王
 (前三五六年―前三二三年)マケドニア王〈在位前三三六年―前三二三年〉。遠征軍をひきいてギリシャ、ペルシャ、インドのオリエント世界を征服、空前の大帝国に。東西の民族・文化の融合をはかりヘレニズム文化の基礎をつくった。
 アンチオコス三世
 (前二四二年―前一八七年)シリア王〈在位前二二三年―前一八七年〉。国内を統一した後、東方遠征をおこない、エジプトの宿敵プトレマイオス家をおさえたりしたが、ローマに敗れた。
 クレメンス
 (一五〇年ころ―二一六年ころ)初期のギリシャのキリスト教神学者。著書は『ギリシャ人への勧告』『教育者』。
 ヒエロニムス
 (三四〇年―四二〇年ころ)ローマの古代教会の教父。ラテン語訳聖書を完成。
 トマス主義キリスト教徒
 中世イタリアの神学者トマス・アクィナスの教説を信奉する。
 ネストリオス主義
 総大主教ネストリオス(三八一年ころ―四五一年ころ)がとなえたキリストの人格・神格分離説。中国では景教と呼ばれた。
 ヘルマン・ベック
 (一八七五年―一九三七年)ベルリン大学教授をへて宗教活動家に。著書に『ベルリン王立図書館のチベット語古文書目録』、パーリー語『涅槃経』のドイツ語全訳等がある。
 ルドルフ・ザイデル
 (一八三五年―?)著書は『イエスの福音と仏陀の教えとの比較』。
 アルベルト・エドマンズ
 (一八五七年―一九四一年)フィラデルフィア・オリエンタル・クラブ会員。著書『仏教およびキリスト教の福音』。
 リヒャルト・ガルベ
 (一八五七年―一九二七年)ドイツのインド学者。チュービンゲン大学教授。ヴェーダ学などの権威であり、インドの哲学思想を教えた。
 ロイ・アモア
 (一九四二年―)アメリカの宗教学者。著書『仏教とヒンズー教の生命説話』。
 ジョット
 (一二六六年ころ―一三三七年)ルネサンス美術の道をひらいたイタリアの画家。「聖フランチェスコ伝」など主に教会の壁画をえがいた。
 ヒエロニムス・ボッシュ
 (一四五〇年ころ―一五一六年ころ)初期のネーデルランド絵画を代表する画家。「快楽の園」「乾草の車」など。
 ピーテル・ブリューゲル
 (一五六四年ころ―一六三八年ころ)オランダの画家。火事や煉獄の炎を巧みにえがくので〈地獄のブリューゲル〉と称された。父親は同姓同名で農民の風俗をよくかいたので〈農民ブリューゲル〉と言われた。

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