Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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パリの青年に贈る  

詩歌・贈言「青年の譜」「広宣の詩」(池田大作全集第39巻)

前後
1   
 世界は
 心が乱れ世も乱れゆかんとする
 危うき混乱の十字路に
 立ちゆかんとしている
  
 正義の鐘を乱打しゆく我らは
 更にまた更に
 魔力と魔力との
 葛藤の闇の世界をば
 花輪の薫る
 暁の世界に変えゆく
 偉大なる使命のあることを
 忘れてはならない
  
 我が友よ
 静かに心を充電させながら
 未来を思念しゆく
 戦士となりて
 最も強き体験を持ちながら
 見事なる
 尊き呼吸をしながら
 いわお のごとく
 妙法を持ちながら
 生活の大地に
 足を踏みしめながら
 今日も
 また今日も
 覚醒と
 希望の
 一陣の風を吹かせながら
 正義の歌声も賑やかに
 真実まことの大道に
 我らの妙道に
 必ずや導きゆかんことを
 世紀の幕を
 いやまして開きゆかんことを
2  労苦をいとわず
 更に労苦を惜しまず
 前進の駒の響きを
 高らかに
 また堂々と
 目的の山に
 到達しゆかねばならないのだ
  
 多くの売名と利害に賑わう
 平和運動が多いなかにあって
 一人妙法の炎のエンジンを
 昼となく
 夜となく推進しながら
 真実まことの平和へ
 永遠の平和へと
 滑りゆく
 私どもの前進に
 遠方より平和と幸福を願う
 世界の人々が待っていることを
 決して忘れてはならない
  
 故に我らは
 躊躇ためらうことなく
 諸手もろての乾杯をなしゆくまで
 勇敢にまた勇敢に
 いかなる風波にも脅えることなく
 突き進みゆくことだ
  (1983.6.3 パリにて)

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