Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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生命の尊厳を護る者へ  

詩歌・贈言「青年の譜」「広宣の詩」(池田大作全集第39巻)

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 自由と平和と尊厳と
 この象徴の戦士が 女性であった
  
 太古の その土日から
 生命を無上のものとして
 こよなく慈しみ
 心くだきつつ 育てつつ
 一すじに生きぬいた 貴いさが――
 それを 私は女性と呼ぼう
  
 この純粋な平和主義者も
 殺伐たる 社会の濁流にのまれ
 時に愚となり修羅となり
 濁流の波の間に間に
 浮かびつつ 沈みつつ
 苦しみ あえぎつつ
 ながいながい年月をへた
  
 その古き舞台と訣別し
 新しい天地に踊る
 歓喜と智慧と 福運とをあびて
 いま 蓮華の曇りなき鏡のまえに
 わが姿をうつした あなたたち
  
 そこに見た 純粋なる生命――
 美しく暖かく また豊かに
 すべてのものを慈しみ育てる
 あなたたちの決意を 民衆は信頼する
  
 家庭と社会と真実と
 その悔いなき黄金の大道の彼方に
 心くだきつつ 育てる 気高き姿
 やさしく また なつかしく
 ある時は 女房
 ある時は お袋
 団欒の園の女王クイーンは あなたたちだ
  
 いま 生命の世紀の夜明けに
 幾百万の女性の栄光の輝きから
 幾十億の団欒の園が
 あの山河 この山河の
 あちこちに 花咲く時
 醜悪無慙と化した この地球も
 妙法の清浄な鏡をまえにして
 その襟を正さずにはいないだろう
  
 団結と幸福と解放と
 最も地道に もっと迅速に
 永遠の平和と繁栄は
 いずこにあるものでもない
  
 あなたたちの――
 純粋な 力ある胸中にこそあるのだ
  (1968.1.8)

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