日蓮大聖人御書|池田大作著書|御書検索|スピーチ検索

1 　　
　少々　僕には
　　惰性があるように見えても
　　　君よ　心の目で見て
　　　　心配しないでくれ給え
　　　かならず　新しい革命の奏楽を
　　　　　鳴らしてみせるから
　　
　あらゆる友のために
　　　きょう一日の活躍が
　　どれほど偉大な
　　　軌跡になっているかを
　　　　忘れないでくれ給え
　　
　長征の広布の旅路には嵐の季節もある
　　しかし　その彼方の友情の庭
　　　　涙で光る顔をあげる時もある
　　
　君ありて僕あり
　僕ありて君あり
　　　といわれる
　　　　この世の人生でありたい
　　
　私の活動は
　　今日も　生涯にわたる多数の
　　　真実の友を求めながら
　　劇的にして　忍耐の旅をつづける
　　
　君と僕との　あなたと私との
　　久遠よりの固き友情は
　　　　永遠のものであるが故に
　　　今世においても　さらに深く尊い絆を
　　　　　つくりあげたいと思っている

2 　　
　僕は　君の健康と勇気と繁栄を祈ろう
　君は　僕のために　健康と遠征の指揮を
　　　祈ってくれ給え
　　
　共に兄弟として
　　　この世の人生の軌跡を
　　われらは広布と人間革命という
　　　人生最極のドラマで　創りゆこう
　　
　慈とは与楽の意
　悲とは抜苦の義
　　ゆえに私は
　　　友の喜びをわが楽とし
　　　友の悲しみをわが苦とする
　　　　その一点からすべてを志向する
　　
　友として　妙法の兄弟として
　　　会うたびごとに
　　共に喜び　成長した
　　　　人生を送りぬこう
　　
　友よ　夜明けが近づいた
　　　外気は冷たいが
　　第二の十年に荷物を持って
　　　意気揚々と遠征をするのだ
　　
　私は　自分を信用できる
　　　法理をもったが故に
　　人をも　これを基準として
　　　信用できることは
　　　　最大の幸福者だ