Nichiren・Ikeda
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日蓮大聖人・池田大作
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信仰1
「価値の日々」「若き友へ贈る」「わが友へ」「友へ贈る」(池田大作全集第38巻)
前後
1
不変の真理を持たないという人間は
真の蓋ロも 正義も
知ることができないと思うが故に
私は 哲理の裏づけのある信仰に
人間らしい一生を賭けて送る
彼は立派そうにみえるが
それは 権力の虜にすぎない
僕は
権力にも財力にも虜にならない
信仰の王者で進む
燦然たる栄位を
私は 夢みていない
下積みの人たちの友となって
光り輝く人間勝利の
平等社会を創ることが
私の信仰なのだ
僕は あの山を登攀することを
目指したのだ
そのために
一日一日の足場を
がっちりと据えながら進む
現実を軽視することは
遭難を意味すると知るが故に
信仰に励むのだ
彼の生涯は
平穏にして 悶々の日々
わが生涯は
ただ一筋 人間革命の
詩
うた
2
いかなる人間も
厳しく死に直面せざるを得ない
故に私は
生死の永遠の勝利のために
最高の宗教を選ぶ
暗い日があっても
悩める日があっても
私は 現実の生活を逃避しないで
信仰という
深く強い負けじ魂で
後半生を生きぬくのだ
人生の迷子にならぬために
私は 明瞭なる指標にと
確固たる信仰を持ったのだ
私には
決して絶望がない
無限に開く
信仰があるからだ
私の心は
萎むことがない
人間の純の
優しさを満たす原点が
熟しているkらだ
私の最も恐ろしいのは
精神的危機
であると知ったが故に
勇気ある信仰を堅持する
3
私の生命は枯れない
常に 原点の地底からの根を
張りめぐらした新鮮な信仰に
生きぬいているからだ
私は
真の宗教の復帰を叫ぶ
そこにのみ
生命の建設と
歓喜があるからだ
死を恐怖しながらも
生死を超越した信仰を
私は
断じて持続する
私は この世に
人間の旅に出たのだ
生命究極の目的までは
疲れても 歩まねばならない
風の日も 雪の日も
野宿の時も 覚悟しながら
私は ひたすら歩むのだ
人びとは 迷っている
しかし 私は
目的の原点ともいうべき生命の
第一義的存在を知っている
さめた合理の社会にあっても
偉大な哲理を 知覚しなければ
真の進歩的平和運動とはいえない
故に私は
生命革命を推進するのだ
4
信仰のみが 醜い陰謀に崩れない
それは 崇高な人間舞であるからだ
孤独が 最も深い信仰に
根差しているならば
生々の力 日々新たにして
天地に輝く
信仰なきは
精神狭隘をつくり自らを蝕む
相反して われらは
多数の真理を包含しながら
自由と栄光の境涯を開く
真の大切なもの
それは 清い心を
持続しゆく信仰と知った私は
天真爛漫と
自己の信条を通しゆくのだ
世間には 陰険な詐欺師が多すぎる
私たちは 混乱と矛盾を指摘し
救済するために
理性と情熱の信仰に生命を賭ける
私は 生きぬく
まったき自己自身の
再発見の信仰で
5
体制か反体制かという
犠牲をともなう二次元の対立より
我らは 人間原点の第三の体制を
追究し実証しつつあるから
此の道を歩めと強く叫ぶのだ
幾たびと繰り返されてゆく
求心と遠心の反転に
限りなく私の生命は 力を生成し
活動の拡大作用をするにちがいない
船が動けば
スクリューの音と共に
波が立つ
何もしなければ 人びとに
批判などされない
しかし私は 運命として
宗教革命という舟に乗ったが故に
中誉の波を受けることを
誉れとして戦い進む
現実から遊離した 百万言の理論よりも
複雑極まりない社会の根底に
複雑極まりない社会の根底に
私は 熱烈なる信仰の武装をしたのだ
危険で強力な
環境の干渉があっても
私は心配しない
私は 内因的浸透力を
強烈に発揮させながら
環境革命に一生を
捧げてみせるからだ
知識も技術も
人間の属性かもしれない
故に私は
知恵と創造性のために生きる
哲学の習得に懸命なのだ
6
何よりも精神公害を
恐ろしいと知ったが故に
私は あらゆる公害の本源を
救済できる巨大にして正常な
大気を発散せしむる
信仰を持続する
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