日蓮大聖人御書|池田大作著書|御書検索|スピーチ検索

1 　　
　自己をひろげつつ
　　　人生の幸の並木道を
　　　　つねに私は前に進む
　　
　怒る前に
　　私は　冬の太陽となって振舞う
　　
　雑踏の中でも
　　あなたがいると
　　　清楚で　心より安堵する
　　　　といわれるような
　　　無名の王女の
　　　　存在であってほしい
　　
　新しき時代の
　　女性像はーーと問いつつ
　　　いつまでも若々しく
　　私は　原点を踏まえながら
　　　生きぬきたい
　　
　美しく　やさしく
　　標準的女性といわれでも
　　　それでよい
　　その奥に
　　　理念と勇気のあることは
　　　　自身が最も知っているからである
　　
　降る雪を
　　　眺めながら
　　庭の梅を
　　　友にしながら
　　私は
　　　弱い人のために
　　　　今日も出発する

2 　　
　私は　私自身のために
　　　強く美しく咲きたい
　　故に自己自身の次元を止揚する
　　
　太陽が　雲にかくれる
　　　風が吹いて来た
　　しかし　私には
　　　明日という
　　　　安穏の約束がある
　　
　いつも家庭に
　　　新風をおくりながら
　　主人の責任を果たしながら
　　　社会の公転に
　　　　おくれることなく
　　　私は
　　　　太陽の軌道に
　　　　　日々　着実に
　　　　　　廻転していくのだ