日蓮大聖人御書|池田大作著書|御書検索|スピーチ検索

4 　　
　自らの宿命と戦え
　自らの運命と戦え
　　信仰者らしく
　　　地湧の戦士らしく
　　　　そしてこの世の
　　　　　一生の縮図の因果の律動が
　　　　　　三世永遠に
　　　　　　　つながりゆくことを
　　　　　　　　喜びとしながら
　　　　　　今日も悠然と
　　　　　　　　嵐に向かいゆくことだ
　　
　私は沈黙しない
　　　真剣に道を開く
　　
　今日も僕は
　　仏法の真髄の
　　　行学を進める
　　これのみが
　　　現代人にとっての
　　　　思想訓練であり
　　　　　哲学実践であるからだ
　　
　平凡にして
　　　地味な
　　信仰の道の彼方に
　　　　幸の頂上がある
　　
　今日の現実との
　　格闘を避けたその瞬間から
　　　観念と堕落という
　　　　生命のなかでの空転を
　　　僕は　いやがうえにも
　　　　知っているからこそ
　　　いつも潔く泥沼に飛び込み
　　　　快い法戦の汗を光らせていくのだ
　　
　決意とは
　　持続の実践の
　　　肉化のことなり

5 　　
　布教の論理は
　　終始ーー理論と実践に
　　　貫かれていることを
　　　　知っているから
　　　僕は　哲学と労働の作業に
　　　　その日その日を
　　　　　邁進しぬいていくのだ
　　
　生涯の
　　そして永遠のための
　　　偉大なる財宝の構築を
　　　　なしゆくために
　　　今日も純粋にして
　　　　勇気ある信仰を
　　
　所願満足の
　　　自らの作業というものは
　　地道にして誠実の
　　　持続の彼方から
　　　　到来することを
　　　　　忘れまい
　　
　僕は幻想を粉砕して
　　　前に進む
　　宗教革命には
　　　　正確な哲理があるからだ
　　
　太陽と共に勤行
　　　夕陽と共に座談会
　　この忍耐の実践のなかより
　　　私は　永遠に崩れざる
　　　　幸福という
　　　　　栄光をつかむのだ
　　
　君よ
　　　座談会の名人になってくれ給え
　　座談会のなかには
　　　人間味がある
　　　　権威はない　上下の隔たりがない
　　　そこに真実の
　　　　生命と生命の
　　　　　平等の交流の対話があるからだ

6 　　
　私は共鳴する
　　私自身の感動の法則に
　　　信仰ある庶民の心性が
　　　　美しいからだ
　　　ゆえに私は
　　　　働かざるをえない
　　
　私は　忘却作用の
　　　侵蝕を防ぐために
　　今日もまた
　　　行学の二道を
　　　　際限なく繰り返してゆくのだ
　　
　不満があったとしても
　　　矛盾があったとしても
　　それをただ黙々と
　　　結果として
　　　　解決していくのが
　　　　　真の前衛だ
　　　獅子の仕事に
　　　　　不平はない
　　　　広宣流布は獅子の作業だ
　　
　真実と真剣が脈打っている
　　君の鋭さの彼方には
　　　かならず　熱烈たる諸天が
　　　　　舞うだろう
　　
　君の戦いし歴史は
　　因果の理法と
　　　学会の歴史と共に
　　　　留めゆかれるととを忘れずに
　　
　生命を晴ればれと
　　そして生命の奔流のために
　　　今日も元気よく題目をあげる
　　それ以外に
　　　頭脳の循環の革命のないことを
　　　　知っているからだ

7 　　
　彼の頭脳は
　　知識のビン漬けのように
　　　　見えてならない
　　　その発露は
　　　　　冷酷と陰謀が多すぎる
　　　僕の頭脳は
　　　　瑞々しい知恵と知識が融合し
　　　　　人びとの救済のなかに
　　　　　　雄々しく噴火させていくのだ
　　
　その美しい瞳を
　　　生涯持続してゆくために
　　誰よりも
　　　清らかにして
　　　　忍耐強き唱題者であれ
　　
　今日の仕事が終わった
　　人びとは遊びながら
　　　　家路につくであろう
　　私は　身体と頭脳とを一致させながら
　　　人間修行の原理ともいうべき
　　　　正義の運動をしながら
　　　　　心爽やかに帰宅する