Nichiren・Ikeda
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日蓮大聖人・池田大作
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青春・使命
「価値の日々」「若き友へ贈る」「わが友へ」「友へ贈る」(池田大作全集第38巻)
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浅はかな
感情の人生を生きるよりも
自身らしく一つの深い理由と
信念のために生きゆく
青春であってもらいたい
君達の未来のためにのみ
私は 道を開き戦っている
私は 君達の
後継になることのみを信じ
楽しみながら
あらゆる苦難を耐え忍ぶ
”一人立つ時に強き者は真の勇者”なれば
君よその人たることを信ずる
幸福者とは何かと
真剣に追究してきた私は
ついに一念三千という法理を
発見したが故に
全青春を
社会にぶつけていくのだ
本当の敵は
自分自身であることを
知っている私は
断固 今日も
狂愚と才智と怪物の存在を
打ち破り 見ぬくために
信仰に励むのだ
日々 荒廃しゆく
外界の事象の中にあって
私は 新たなる永遠の生命を求めて
雄渾なる青年求道者でありたい
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来年の君を
僕は見たい
十年先の君の姿を
僕は 信ずる
君よ 自信に満ちて
今日もただ君らしく
励みゆくことだ
高い真実の人間性に 到達するために
僕は 機械的な社会の次元を克越して
進歩的な人間解放の世界宗教に
生きぬくのだ
わが 晴れやかな後輩に
栄光あれと
私は 祈りづつけよう
これだけ悩み
批判の心をもった僕には
すでに機は熟しているのだ
あとは青年らしく
あの偉大なる目標を
僕の目標として
活躍しながら進むのみだ
今日も「新生」の
人間革命のために
私は 現実生活に根を張りながらーー
精力的に信心即生活の究明と建設に
邁進しぬくのだ
健康 栄光 福運
君の未来のために
僕は これを祈ろう
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あの人の青春は ただ派手のなかに
青春を消耗している
私は 日々安定のなかに
幸福という栄光を築いている
共に 深く長く
結縁した同志なれば
君よ 君の舞台の死守を頼む
今日も 自身を鍛えよう
いかなる論争があり
いかなる法戦が展開されても
いつも君の主張と立場は
栄光で飾れ
君の弱さも 僕は知っている
君の 君だけにしか持たぬ
鋭く衝く信念も知っている
故に僕は
青年にとって最も大切なものを
持ちあわせている君を
尊敬するのだ
嵐のなかでも
君の 純然たる 確かなる姿勢でーー
多くの友のために 不断の高揚を頼む
”亢龍の悔”とは昔
君よ
妙法の現実を
生涯の大龍として
前に そして高く
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人一倍の 勉強と努力を
未来のために 忘れざることを祈りつつ
私は 私の使命の仕事を
決して譲歩しない
その作業のなかより
自己の人間向上と
今日の人生の
踊躍
ようやく
があるからだ
私は 蓄蔽色の人生を欲しない
真の頂上という人間の限界に
挑戦しゆくところに
処女峰が見いだせることを
知ったからだ
君よ 決して焦るな
しかし決して遅れるな
僕は 僕らしく
自らの道を作り開くと決意して
今日も進んでくれ給え
人は人 われはわれとして
今日の自己の使命を総括して
君よ
勇気ある一日であってくれ給え
人間革命という
忍耐と希望の連続のなかより
私は 春も夏も冬も
限りなき福運という宝を
磨いてみせるのだ
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昼も夜もの人生
健康だけは留意してくれ給え
ともあれ 誰人よりも誇り高く
使命に生きぬく人間革命の
模範の勇士たれ
誰人が去り 誰人が倒れても
僕は 毅然として
目的に進みゆく勇士でありたい
美しい花とともに
緑したたる樹木とともに
涙と汗と泥にまみれながら
人間革命の
日々の闘争であってくれ給え
生涯 自己に挑戦
そのなかより
誇り高き栄光を
現に歩いている
信仰の日々
そして 日常の社会にあって
私は 低次元な
虚栄の盲目にならず
妙法の哲理に保証された
自分自身の構築に
星空も
太陽も歌うような
人生でありたい
幸福大学を
美事に卒業するために
今日も 晴れやかな
人間革命の一日であれ
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大いなる未聞の事業に
従事することは
青年として
最高の名誉であるとともに
その道は
批判と苦渋の
連続であることも忘れまい
あの有名人の
空虚さと心の混乱を知るとき
私は いよいよ
自らの心の広大な
展望を支配するために
規律正しい人間革命に
一歩 自身を進めるととを
誓ったのだ
今は 僕は
孤立無援であっても
やがて
大鳳
おおとり
が巣より音をたて
飛びゆく未来を
念
おも
えば
不屈の日々と変わるのだ
いつになっても
自らの仕事に
誇りをもつことだ
胸中に妙法が輝けば
一切のことは
劇のようなものだから
また今日も
私の久遠よりの使命の行路として
壁を乗り越え
暗黒の地域の解放のために
私は 敢然と光を抱いて突進する
僕は 僕らしく大局からみて
独自の行動をとることがあるが
迷惑だけは決してかけないから
君よーー諒解してくれ給え
学問と信心とで
己が宝珠を磨くことだ
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