日蓮大聖人御書|池田大作著書|御書検索|スピーチ検索

1 　　
　漠然とした一日一日を
　　　私は　避ける
　　短いこの世にあって　怠惰を乗り越え
　　　人びとに感銘を与えながら
　　　　この新たなる人生を終わりたい
　　
　所詮は　わが身の人生を　新しく改革し
　　昇華させていかねばならぬととを
　　　知った私は
　　ひたすらに　未来への希望の軌跡のために
　　　正しき信仰に励みゆくのだ
　　
　健康　福運　栄光のために
　　生涯にわたる信仰を
　　
　信仰とは　利・善・美の日々
　　漸進的創造のことなり
　　
　私は　嘆かない
　私は　惑わない
　私は　負けない
　　それは
　　　私の胸中の宝を　常に磨く
　　　　日々の楽しくも
　　　　　最良の人生の生きがいを
　　　　　　持続できるからだ
　　
　あっという聞に
　　　人生の日は暮れてしまう
　　ゆえに私は
　　　　夢の中でない現実に
　　　なんらかの構築と
　　　　　　軌跡のために
　　　　今日も自らを励ますのだ

2 　　
　幸せそうでも
　　　悲しみのある人生よりも
　　私は　多忙でも
　　　充実した
　　　　　心より満足できる
　　　　人生の総仕上げを
　　　　　成し遂げたい
　　
　自分の意思を
　　　はっきりと進行させながら
　　あの人のよさ
　　　この人の意見も包容しながら
　　　　今日も　力強く
　　　　　愉しい日々であるように
　　
　さあ　今日も元初の出発
　　人びとからアンコールと
　　　いわれるまでーー
　　大急ぎで先発するのだ
　　
　生きていながら
　　なにかに溺れて死んでいる人に
　　　ならぬために
　　今日も明日も
　　　共に敏感な人となって
　　　　存在ふかく生きぬこう
　　
　人生の意義を突き止めた私は
　　未曾有の正法による
　　　信仰実践によって
　　劇の如く人間革命と広布という
　　　連載の人生を送るのだ
　　
　あの人の心は
　　　いつしか眠りこんでいる
　　私の心は
　　　不幸に侵犯されないで
　　　　太陽が正確に昇る

3 　　
　未来論も必要である
　　　未来予測も大切であろう
　　しかし
　　　福運のない自身であっては
　　　　不幸という環境に
　　　　　包まれてしまうが故に
　　　　私は
　　　　　信仰に励むのだ
　　
　私は　私の永遠のために
　　決して　不幸になる誘惑にも
　　　負けないし
　　　　　悲嘆にもくれない
　　そのために　弁解なしに
　　　妙法を一生涯　親友として
　　　　幸福のために
　　　　　競走をしていくのだ
　　
　僕には
　　　名声を欲する考えなどない
　　根本的に　必然的に
　　　最後の審判者より
　　栄光の記別をうけるのだ
　　
　思いが疲れ　身体が疲れても
　　僕には　
　　　永遠にして不滅の軌跡を
　　歩み作りゆくことができるし
　　　持続の宗教があるから楽しい
　　
　余裕ある日々の
　　確実在る生活の
　　　向上の前進があるかぎり
　　人生の幸せと栄光は
　　　間違いあるまい
　　
　人生は悲戯なのか
　　　喜戯なのか知らない
　　ただ私は　次元の高い
　　　常楽我浄ん道を
　　　　追究し生きぬきたいのだ

4 　　
　なにごとがあっても
　　確かなる　妙法の
　　　深くして　幸福という
　　　　獲得者になってほしいのだ
　　　そのために　今日も
　　　　いさぎよい信仰を
　　
　決して焦らず
　　　決して　遅れず
　　この世の人生の
　　　尊い　幸せの軌道を
　　今日も正しく
　　
　臨終の時
　　　満足の微笑でありたいために
　　私は
　　　信仰という絶大なものに
　　　　日々　励みつつ
　　　　　善悪の光景を眺めながら
　　　　毅然とした
　　　　　人生を進むのだ
　　
　頭脳は　英知
　姿勢は　忍耐
　生命は　福運
　　　　のために
　　今日も
　　　最極の哲理実践の
　　　　信仰者たれ
　　
　あの人は
　　　寂寞の彼方に
　　　　　悲しげな声
　私は　今日も
　　　朗々とした
　　　　　晴れわたる読経の声
　　
　閑暇な
　　　空間のような人生よりも
　　私は　夢でない
　　　　複雑な現実の中より
　　　豊かな輝きの増す
　　　　生命の行使をつづけるのだ

5 　　
　私は　結局
　　　敗北者といわれぬために
　　生涯にわたって
　　　刹那と永遠の
　　　　仏道修行をしぬく
　　
　傷をつけられでも
　　僕は　人に傷をつけたくない
　　　彼は精神的な
　　　　奴隷であるかもしれないからだ
　　僕は　その奴隷解放のための
　　　先駆者であることを
　　　　自負しているのだ
　　
　今日も　粘りある一日を
　　　今日も　余裕ある人生を
　　そして今日も　希望をつくる一日を
　　
　人目を避けるような人生を
　　　私は　決して送りたくない
　　そのために
　　　現実生活と遊離した日々でなく
　　　　尽きることを知らない
　　　　　新しい大胆な
　　　　　　宿命変転のための
　　　　　　　信仰をしぬくのだ
　　
　コンピューターがいかに発達して
　　　すべての仕事をしたとしても
　　人間の真の幸福というものには
　　　通じないことを知っている私は
　　　　生涯にわたって境涯を開く
　　　　　運動に艇身していくのだ
　　
　希望　健康
　　そして良識の優れた
　　　人間としての一生を

6 　　
　あの人は　実に平凡のなかに
　　　優れた何かがあるーー
　　美しい物語があると
　　　いわれるような女性で
　　　　一生を送りたい
　　
　自分の
　　失望の物語の
　　　終幕をつくるよりは
　　信仰という　最大の自尊心と
　　　嘆きと愚痴のない
　　　　精神王国の
　　　　　物語を期待したい
　　
　強く　優しく　涙ある人に
　常に　悠々と　題目のある人に
　　
　信心とは
　　最極の法理を決して疑わず
　　　日々　生涯にわたって
　　希望と努力の挑戦を
　　　わが身に貫き通していくことである
　　
　目的なきはなやかな人生は
　　　恐るべき生命の消耗であり
　　われらの根強い発展する人生には
　　　　人間勝利の終幕にして開幕がある
　　
　尊敬されようが　排斥されようが
　　　私は　自らの生命を
　　　　ただ讃嘆させながら進むだけだ

7 　　
　死の苦闘で閉じるような
　　　人生で終わりたくないために
　　私は　今日も明日も
　　　永遠にして
　　　　人間究極の解明に
　　　　　裏づけされた信仰に
　　　　　　いさぎよく没頭する
　　
　僕は　僕の決めた
　　　人生の坂を登る
　　忍耐と柔軟の姿勢を崩さずに
　　　一歩一歩　今日も登る
　　
　妙法と共に
　　民衆と共に
　　　自身の仏界と共に
　　生涯にわたって　君よ
　　
　押し潰されるような
　　　いやな時があったならば
　　朝早く清々しい散歩でもする余裕を
　　　　持ってくれ給えと
　　　私は　君に激励しておきたいのだ
　　
　生涯にわたって
　　自分を決して
　　　卑下してはならない
　　世の人のなかにあって
　　　どのような人が
　　　　立派な人間かと
　　　　　常に胸中に語りながら
　　　　　　進むことだ
　　
　自体顕照なれば
　　人間の華と
　　　われは咲きゆく

8 　　
　彼はいかに強気の
　　挑戦の姿を見せても
　　　惨めな男だと
　　　　私には思える
　　それは
　　　涙のない　価値のない
　　　　偏見と感情と売名のみにとらわれた
　　　　　叫びであるからだ
　　
　人間の幸福への勝負は
　　　四十代　五十代であると思うから
　　そのために　今日も着実に
　　　自身らしく　思う存分に振舞うことだ
　　
　彼は　運命の皮肉に翻弄されている
　僕は　偉大なる法との結合で
　　　　　遊楽の人生を生きる
　　
　長い遠い人生にあって
　　気がついた時に
　　　祝福される人になっているかーー
　　　堕落の人生になっているかーー
　　　　故に　厳格な信仰が必要なのだ
　　
　僕は　人びとから
　　幸運の人　不運の人と
　　　呼ばれてもかまわない
　　ただ　僕は
　　　信仰と理性によって
　　　　人間生命に大きな効果を
　　　　　与えたといえる
　　　　　　歴史だけは残したい
　　
　彼らの叫びは　鋭い悲鳴
　われらの叫びは　声物事
　　
　僕は　僕が決めた
　　　僕の道をひたすらに進む
　　決して　自身に
　　　卑怯者になりたくない

9 　　
　美しき瞳
　　美しき髪
　　　そして美しき心の
　　　　持続のために
　　今日も
　　　張りのある
　　　　信心と生活たれ
　　
　いつも激怒している
　　あの人の渋面をみていると
　　　何のために
　　　　人生を送っているのか
　　　　　わからない
　　　私は　公憤の激怒はあるが
　　　　私憤の修羅界はいやだ
　　
　その優しい目
　　そしてあとは
　　　胸中の太陽の光を
　　　　益々かがやかすために
　　　勇気ある
　　　　持続の信仰者たれ
　　
　君が　もっと明確に
　　確信をもって
　　　物事をいえば
　　人びとは惑わずに
　　　救われたのではないかと
　　　　私は　忠告したいのだ
　　
　君の　堅実にして
　　　誠実の人生の姿勢は
　　やがては
　　　すべての人びとが心より頼り
　　　　尊敬することを信ずる
　　
　現実の日々に
　　　挑戦しゆく勇士は
　　いかなる　空論の有名人より
　　　百千万倍　優れている

10 　　
　ひどく暗く憂警な
　　社会と日々が続いても
　　　私は大した問題にしない
　　それよりも
　　　快い創造の信仰によって
　　　　世界中で
　　　　　一番愉しくも
　　　　　　感動的な身近な環境を
　　　　　　　大切にしていきたい
　　
　私は　生命の病気を放置したくない
　　故に　完全なる生命の良医である
　　　仏法の真髄を信奉するのだ
　　
　牢固とした深遠な哲学が
　　　私にはある
　　優雅にして調和された人間学が
　　　　私にはある
　　　そして私には
　　　　永遠にして喜びの燃焼できる
　　　　　信仰生活がある