Nichiren・Ikeda
Search & Study
セレブロフ会長
全ロシア宇宙青少年団「ソユーズ」
随筆 世界交友録Ⅲ(池田大作全集第124巻)
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3 「宇宙の哲学」は地上の「平和の哲学」
地球は生きている!
仏法の見方からすれば、宇宙も大きな一つの生命であり、地球もまた巨大な生命体であると考えられる。人間も、他の生き物も、すべて、その一部であり、一体である。
私は氏に、強い共感を語った。
「『宇宙の哲学』が今とそ必要です。それは即『生命の哲学』であり、『人間の哲学』であり、『平和の哲学』だからです。宇宙を知らずして、私たちの地球を知ることはできません。宇宙に向きあうことなくして、地上の平和も確立できません」と。
氏は行動もしておられる。”宇宙的視野から地球を見る大切さ”を各国で語り続け、「世界の子どもの宇宙大使」として親しまれている。全ロシア宇宙青少年団「ソユーズ」の会長であり、団では五万人の子どもたちが学ぶ。
「ぼくたちは地球市民であり、宇宙市民、なんだ!」
そういう哲学を身につけた子どもたちが世界中で活躍するようになったら、なんとすばらしいことだろうか!
いな、そうなることが、どうしても〈二十一世紀の地球〉には必要なのである。