Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第15回青年部総会 中道主義で世界平和を

1966.11.3 「池田大作全集」第3巻

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9  創価学会には男女三百万人以上の青年がおります。私の最高の誇りであります。学生部十五万、そして高等部も十万人おります。この未来に生き、次代を担う青年が、妙法の平和の使徒として、指導者として一日も早く育ち、中道主義を基調とし、諸君の力によって、世界民族主義の旗を高らかに掲げて、やがて国境のない世界連邦を築いていただきたい。すなわち、妙法に照らされた平和郷を確立するために、一歩、二歩と苦難を乗り越え、その原動力としての前進をしていっていただきたいことを、心から念願するものであります。
 時代は刻々と変わっていく。いままでどんなに批判していた者であっても、必ず学会を賛嘆していくようになるでしょう。人々の心も、時代も、一日一日、一年一年変わっていくのが実相であります。いま私どもの前進は、第一歩を踏み出したばかりであります。体を大事にし、職場を大事にし、親孝行をして、一人の犠牲者も出さずに、すくすくと成長していっていただきたいと思う。だが、因果倶時の原理によって、やがて必ずや二十一世紀には、仏法民主主義の時代が到来するという確信、絶対なる信念、そしてまた信心をもって、スタートを切っていこうではありませんか。(拍手)
 最後にもったいなくも総本山より、日達上人猊下のご臨席をたまわりましたことを、青年部一同を代表しまして心から御礼申し上げるしだいであります。(大拍手)どうか、体を大事にしてただきたい。諸君の健闘を祈って、私の激励とさせていただきます。

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