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日蓮大聖人・池田大作

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勉学に挑戦し自身を磨こう 「中学生文化新聞」

1986.1.1 「広布と人生を語る」第8巻

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1  希望あふれる新年、おめでとう。今、皆さんの胸中は、元朝の澄みきった大気のように、清新の息吹に満ちていることでしょう。その皆さんの晴れやかな笑顔を思い浮かべながら、お祝いの一文を贈ります。
 『万葉集』に大伴家持が、次のように詠んでいます。
 「剣刀 いよいよ研ぐべし 古ゆ 清けく負ひて 来にしその名ぞ」
 この一首は、家持がその子供たちに、剣太刀をますます研いでいきなさい。古くから武門の誉れ高い家柄であるぞ、と激励している歌であります。
 さて、皆さんは、皆さんのお父さんやお母さん方が、なにものにも負けず、清く、潔く築き上げてきた創価家族の子供たちです。そして、友の幸福を願い、世界平和を祈る庶民の、純粋にして一途な熱と力の結晶が、日蓮正宗創価学会なのです。
 どうか、皆さんは、この創価の名を誇りに、皆さんにとっての剣である勉学に挑戦し、伸びのびと自身を磨き、鍛えゆく充実の中学時代であってください。
 私もいよいよ元気に、皆さんが活躍する広布の新舞台を、さらに切り開いてまいります。それが私の最大の希望であり、楽しみなのです。
 第二の「七つの鐘」を打ち鳴らす主役である皆さん方の健康と、たくましい成長を、ひたすらに祈り、新年のあいさつとします。

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