Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

壮年・男子部代表者懇談会 永遠に青春の信念の道を

1985.7.27 「広布と人生を語る」第7巻

前後
1  これまで日夜、陰の立場で、広布を支え守って、今日の隆盛のみごとなる礎を築いてきたメンバーに満腔の感謝の意を表すとともに、これまでの労をたたえて「月光会」との名称を贈り、末永くこの意義をとどめたい。
 そしてこれからも、たとえ肉体的には年を重ねても、心は永遠に美しい“月光”の輝くごとく、学会精神に透徹したすがすがしい生命で、人生の総仕上げを飾っていただきたい。
2  私は、御本尊へのひたぶるな信心を根本に、偉大なる指導者であった戸田第二代会長を人生の師として、広布に挺身してきた。これこそわが青春の誇りであった。
 いかなる時代となっても青春の初心を貫いていくことは崇高である。みずからが信念の道として決めた確固たる原点を忘れず、どこまでも深めつづけていくところに信心の正道があるといえよう。また、そのことが自己の人生の深化になっていくのである。
 世間の毀誉褒貶などは、大海の表面の小さな波浪のようなものであり、仏法は深き大海そのものにたとえられよう。深き信心と信念で仏法の大道を歩みゆくところに、厳然たる人生の勝利、永遠にわたる一家一族の繁栄の実証が輝くことを確信していただきたい。
3  これまで広布の礎となってくださった皆さんは、浅き世間法の次元に流されて、これまで積んだ福徳を風化させ、崩していくようなことがあってはならない。
 大聖人は「三世各別あるべからず」と仰せである。
 過去においてもそうであったと思うが、現在においても、また未来永劫にわたって、信心の使命の道を前進しつづけていただきたい。
 どうか、信心の原点、そして広布に進む学会精神、また青春時代に決めたわが生命の行路としての、仏法正義の大道を歩み通していただきたい。そして、年ごとに自己の人生を若々しく、また光り輝かせていただきたい。

1
1