Nichiren・Ikeda
Search & Study
光の王子王女に贈る
新年に寄せて
1984.1.1 「広布と人生を語る」第5巻
前後
1 不思議にも
大宇宙はどこまでも
果てしなく 広い
その多くの 天の川の
星々の煌きを見ながら
青き 美しき かけがえのない
地球は浮かぶ
今この地球にも
黒い影がさしかかりつつある
かけがえのない
この新天地の舞台を
守りゆくために
新しい生命の光が
必要となってきた
君達こそ その光の王子
春のごとく躍動し
快活に 伸びやかに
生命の栄光を詩う
希望の使者なのだ
2 秋空のごとく けがれなき胸に
勇気と正義と誓いの心をもち
心みだれゆく 悩みの友を
あたたかい太陽の光でつつみゆく
慈しみの勇敢な人に
僕はなってもらいたい
いまだ世界の中には
不幸に泣く人々の涙がある
戦火に逃げまどう少年がいる
我が子の飢えに泣く 母がいる
光の王子 光の王女の妙法の君達よ
悲しいみじめな歴史を変えゆくために
幸の光り輝く世界を築きゆくために
今こそ学び
今こそ自身を磨き
カある正義の人に育ってくれたまえ
3 真剣に勉強して 成長しょう
頑健なる体をつくろう
未来に大きく羽ばたくために
弱き自分に打ち勝っていこう
それには「信仰」という
人間にとって最高の
根っこを作ることだ
根っこは深いほど不動である
甘えの中に成長はない
父が また母が
汗に汗して築いた
広宣流布の大地を滋養に
崇高なる学会精神を学びながら
君達よ 無限の可能性をはらむ君達よ
後継の線豊かな
堂々たる 光をあびた
大樹に育ってほしい
その輝く王子 王女の
友情熱きスクラムこそ
青き地球を照らす
二十一世紀の光源となるに違いない
4 我が愛する 光の王子たる君よ
我が愛する 光の王女たる君よ
僕は 君達のためなら
喜んで 礎石となる
僕が 数多の嵐の中をも
悠然と進むのは
まぶしき誓いの
光の王子 王女の
瞳を信じるからだ
二十一世紀の 広布の山で
大樹と育つ 君達を あおぎ見る目を
僕は楽しみに祈り待っている