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ルーマニアでの答礼宴 ”信義の橋”を着実に

1983.7.8 「広布と人生を語る」第5巻

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1  尊敬するFDUS執行委員会議長タマラ・マリア・ドブリン先生、ならびにルーマニアの指導者の諸先生方、また日本大使館・長谷川大使、本日は、ご多繁のところ、わざわざ私たちのお願いをお聞きくださり、ご来席いただき心から御礼申し上げます。
 私たち創価学会訪問団は、美しいルーマニアの天地で、実り多き五日間を諸先生方のあたたかいご厚情と誠意につつまれながら、有意義に、そして楽しくおくることができました。ほんとうにありがとうございました。
 ニコラエ・チャウシェスク大統領との平和を願う会見をはじめ、自由公園での献花、FDUS表敬訪問、またブカレスト大学訪問等々、すべてが終生忘れることのできない深き思い出となりました。
 私は、貴国ルーマニアと日本との“信義の橋”を、地道に、着実に、つくりゆく決意であります。
 ルーマニアと日本は、社会機構が異なり、言語も習慣も違い、地理的隔たりがあります。しかし、それらはわれわれの友情と信頼を妨げるものではないと深く確信しました。またこのたびの訪問で出会い、知り合った方方を生涯忘れることはないでしょう。
 ともどもに信義と友情の花を咲かせながら、国際社会の平和秩序確立のため、一歩も二歩も前進いたすことを決意するしだいであります。
 最後に、タマラ・ドブリン議長、ならびにご列席の諸先生の、ますますのご健康とご多幸を心より祈り、乾杯させていただきます。
 トラヤースカ・ローマニア(ルーマニア万歳)。

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