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日蓮大聖人・池田大作

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「後継者の日」記念勤行会 強く、正しく、朗らかに

1983.5.5 「広布と人生を語る」第4巻

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1  一言、皆さんに申し上げておきたいことは「強く」「正しく」「朗らかに」ということである。
 「強く」とは、自分に強くあれということだ。親を苦しめたり、学校をさぼったりというように、自分自身との戦いに負けた姿であってはいけない。体も弱い、意思も弱い、なにもかも弱いというのでは、多くの人に迷惑をかけるし、不幸である。
 強い自分を築くことは、人間として、指導者としての重要な基準である。
 「正しく」とは、皆さんの立場でいえば、しっかり勉強に励むことだ。勉強をしないのは、正しいあり方とはいえない。また、われわれの信仰も、世界最高の日蓮大聖人の仏法を奉じた日蓮正宗創価学会の広宣流布への信仰である。それは正義中の正義である。ゆえに、信心に励むことはもっとも正しい人生となる。
 「朗らかに」とは、学校でも、友人のなかでも、家庭でも「あの人がいればほんとうに朗らかになる。安心だ」といわれる人になってほしい。
 花は美しく咲くゆえに朗らかにみえる。人間も花のように咲き薫り、ほがらかに進んでいくことは尊いことである。悪い人とつきあい、悪い世界へ入ってはいけない。悪の世界に入れば、陰惨な暗い心となってしまうからだ。どうか、どこまでも朗らかな人生であっていただきたい。

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