Nichiren・Ikeda
Search & Study
第一回秋田県青年部総会
広布の次代は青年に
1982.1.14 「広布と人生を語る」第3巻
前後
6 秋田の県民性は、まことに真面目である。発展途上県であるという人もいる。このなかから偉大な人が輩出していただきたい。愛する秋田を繁栄させていただきたい。山岡県青年部長、稲田県男子部長とともに歩んでいただきたい。しかし、二人とも東京出身である。早く、このなかから、リーダーが出てもらたいたい。
ともあれ、これだけの青年が、秋田の地で活躍しているのであるから、なんでもできる。たがいに連携をとりあって、秋田の社会にすばらしい貢献をしていただきたい。
秋田の青年部の諸君は、とくに教学を身につけてほしい。それぞれの社会にあって一流といわれる人は、かならずそれなりの、人の何倍もの苦労と研究をしている。いま、諸君も、庶民の哲学者として、この大仏法を深く行じ、学んでいくことが肝要であると思う。これが、最高の人間としての道であり、結局は、社会の勝利者になることができるからだ。このなかから、多くの教授や師範が出てほしいことを念願してやまない。
最後に御書を拝したい。
「修羅道とは止観の一に云く「若し其の心・念念に常に彼に勝らんことを欲し耐えざれば人を下し他を軽しめ己を珍ぶこと鵄の高く飛びて下視が如し而も外には仁・義・礼・智・信を掲げて下品の善心を起し阿修羅の道を行ずるなり」」
この御文を戒めとして、生涯、青年は最高善の広宣流布の道を歩んでいただきたい。