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日蓮大聖人・池田大作

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ニューヨーク信心懇談会 「南無妙法蓮華経」根本の人生を

1981.6.18 「広布と人生を語る」第2巻

前後
1  御書に「南無妙法蓮華経と唱え奉るは大風の吹くが如くなり」と仰せである。この一節は、われら御本尊を信ずる一人ひとりは、南無妙法蓮華経と唱えゆくことによって、宿命と不幸の暗雲を、大風のごとく吹きはらっていくことができると拝せよう。
 また「南無妙法蓮華経は歓喜の中の大歓喜なり」と仰せである。人生には、いろいろな楽しみがあろうが、南無妙法蓮華経と唱えゆくことこそ、歓喜のなかの大歓喜なのである。それは生命の宮殿から、あたかも泉のごとくわきゆくようなものであり,最高の人生の喜びといってよい。
 さらに御書の一節に「真実一切衆生・色心の留難を止むる秘術は唯南無妙法蓮華経なり」と仰せである。南無妙法蓮華経と唱えるわれわれを、諸天善神がかならず守るのである。また三世十万の諸仏も、正法の信徒をかならず守ると仰せである。したがって人生の最高の幸せを満喫していくために、一切衆生の色心の留難をとどめる秘術である南無妙法蓮華経を唱えに唱えぬいていく人生であってほしい。

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