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日蓮大聖人・池田大作

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慶讃登山に寄せて 広布への誓いも新たに

1981.11.5 「広布と人生を語る」第1巻

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1  まことに値いがたき宗祖日蓮大聖人第七百御遠忌にあたり、十月には、第七百御遠忌大法会が一週間にわたり御法主日顕上人猊下の大導師の御許に奉修され、いままた、篤信の信徒二百万人の慶讃登山をもって、大盛儀を荘厳申し上げ、仏祖三宝尊に御報恩謝徳の誠をつくすことができましたことは、これ以上の喜びはございません。
2  これひとえに御本仏日蓮大聖人の広大無辺の大慈悲につつまれてのものであり、御法主日顕上人猊下をはじめ御歴代上人の御威光のたまものであると深く感謝申し上げるものであります。
 また、さまざまなご苦労のなか、無事故の運営をされた創価班ならびに登山会関係者の皆さん方に、謹んで御礼申し上げます。
 この二百万慶讃登山には、日本はもとよりアジア、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、オセアニア等、世界約四十か国から五千人を超える地涌の友も参加しております。
 世界の信徒の熱願のなかに成し遂げられたこれだけの大偉業は、他宗他門におけるあらゆる報恩会には類例をみない、未曾有のものと確信するものであります。
3  これ、わが日蓮正宗こそが御本仏日蓮大聖人の正統中の正統であることの証左であります。また、私たちの広宣流布への法戦が「日蓮一人はじめは南無妙法蓮華経と唱へしが、二人・三人・百人と次第に唱へつたふるなり、未来も又しかるべし、是あに地涌の義に非ずや、剰へ広宣流布の時は日本一同に南無妙法蓮華経と唱へん事は大地を的とするなるべし」との御聖訓のままの実践であったと、深く確信するものであります。
 二百万慶讃登山達成の喜びのなか、私たちは御本仏の御遺命である広宣流布をめざして、誓いも新たに、さらにさらに無限の邁進をしていきたいと思います。
 どうか残された十二月までの登山会も無事故で推進し、宗史に輝く大盛儀を飾ってくださるよう、関係者の方々に心からお願いいたします。

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