日蓮大聖人御書|池田大作著書|御書検索|スピーチ検索

1 　皆さん、これから大地に根をはり、大樹と育ちゆく若木である。若木には、そえ木も必要だし、水もやらなければならない。そのように親というのは、皆さんを育てるために、厳しい現実社会で人知れず苦労をしているものだ。
　親と意見が食い違い、腹の立つときがあっても、どうか、すべて自身の成長への励ましととっていただきたい。わがままや甘えは自分をだめにする。がまんは自分を磨くことを知ってほしい。
　いまは、基礎を強固にする時代でもある。基礎さえできていれば、社会に出てもおのずから力が発揮できるし、誤りなき人生の軌道を歩めるものだ。
　ともかく、基礎を築くために、しっかり勉学に励んでいただきたい。そして、信仰の世界で自分をつくっていくことを忘れず、広布の大樹と育っていただきたい。