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日蓮大聖人・池田大作

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泉州文化会館開館記念勤行会 苦楽を共に安穏、長寿の人生を

1978.11.10 「広布第二章の指針」第14巻

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4  信心のことでけっして感情的にあらそってはならない。仏法は道理である。家族、親戚、友人のなかにあって法を説くことは大切であるけれども、低次元になりさがってあらそうことは愚である。
 自分のために信心をさせようとするところから、いさかいが起こるのである。あくまでも夫のため、妻のため、子供のため、友人のためという深い愛情からの言動でなくてはならない。そのときに初めて、人々は、信仰者の心を深くくみとることができるのである。
 われわれはお互いに凡愚の人間である。また生ま身の人間であれば、体調が不順な場合もあるだろう。スランプのときも多々あるにちがいない。その相手の立場を理解できないで、ただ感情的に戒めるようなことがあってはたらない。つねに相手の身になって心から理解したうえでの信心の指導であり、激励であっていただきたい。
 毎日お話をしていることだが、僧俗和合についての基本指導の徹底を願いたい。この正しい永久的な路線の確立のために、最大の協力をしていただくよう、重ねてお願い申し上げる。

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