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日蓮大聖人・池田大作

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11月度東京支部長会 目的、価値ある行動を明確に

1978.11.1 「広布第二章の指針」第14巻

前後
1  未来万年にわたる広宣流布の基盤を築くためにも、われわれはどこまでも僧俗和合で前進していかねばならない。この理想的な僧俗和合のために、皆さん方もさらなるご努力を願いたい。
2  確信ある指導こそ、人々を発心させるものだ。その意味からも、日々、確信に満ちみちた指導者に大成していってほしい。
 目的と手段とを混同してはならない。価値ある行動と目的を明確にして、広布の第一線にあっては、あくまでも御本尊根本としながら臨機応変なる指導をお願いしたい。
 広布は長途の遠征であるゆえに、後輩がどこまでも安心し、自信をもって前進していけるよう細心の配慮をめぐらし、健康にはともどもに留意して、明るく悠々と健闘していただきたい。
3  「四条金吾殿御返事(衆生所遊楽御書)を拝読したい。
 とくに冒頭の「一切衆生・南無妙法蓮華経と唱うるより外の遊楽なきなり」の一節をよくよく銘記されたい。
 真実の幸せ、満足の人生はみずかの努力で築きあげていくものである。すなわち御本尊を受持し、題目を唱えぬいていく自発の実践によって、人間として生きることそれじたいが楽しいといえる境涯が涌現されてくるのである。
 「法華経を持つ」――すなわち、何があっても御本尊への唱題を根本とする人生が、現世安穏、後生善処の人生となることを確信しよう。われわれは、何があっても広布ひとすじに進んでいくのである。
 最後に「いよいよ強盛の信力をいたし給へ」の御指南を深く胸に刻み、信心という根底の一念はどこまでも不動であってほしい。

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