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日蓮大聖人・池田大作

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宇治平和会館開館10周年記念勤行会 福運に輝く実像の人生を

1978.10.12 「広布第二章の指針」第14巻

前後
1  永年にわたって広布に尽力してきた皆さん方は、大御本尊の御威光に照らされて内なる仏性が薫発されていることは間違いないわけで、その意味からも一人ひとりが悠々と、また朗らかに、自分らしく着実に妙法のリズムにのっとった満足の人生を送っていただきたい。
 御本尊に南無妙法蓮華経の題目を唱えていく以外に、真実の遊楽はないことを確信しきっていこう。
 真実の遊楽とは、色心・依正ともに満足の人生を送っていくことである。そのためにも根本の信心だけは強盛でなければならない。
2  われわれの仏道修行の目的は、自分という主体においては円満にして豊かな人格形成をめざし、社会にあっては幸福の実像を築き上げていくことである。
 自他ともに幸せになっていくための仏道修行であるがゆえに”一人の修行”には、おのずから限界があるものである。大勢の同志とともに広布の先駆をきって励ましあって活躍している皆さん方の姿こそ尊い生き方である。
3  「ただ世間の留難来るとも・とりあへ給うべからず」との一節を深くし、いかなる世間の苦難にも動ぜず、確固たる福運に輝く実像の人生を生きぬく、凛々しき日々であっていただきたい。

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