Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第1回大阪・城東区総会 遊楽の人生を悠々と

1978.10.11 「広布第二章の指針」第14巻

前後
1  広布のために尽くすことは、自分自身のために尽くすことでもある。また、その自分に連なる一家が、楽しく無事安穏の人生を送っていくためのものでもある。ゆえに信心だけは怠りなく持続していただきたい。御本尊へのその深い祈りと確信がまた、自分のためにすべてを生かしていくのである。
 われわれの信心は、過去世からの宿命の打開とともに、現実の環境をもよりよく変革し、真実の遊楽の人生を築いていくための根本法則であることを確信し、悠々と前進していこう。
 ともかく広布の前進も、大河の時代に入った今日においては、一人の犠牲者もなく、一人も残らず福運と長寿の人生をかちとっていくことが大切であり、それが私の心からの祈りであり、願いである。そして、御本尊と自分という信心の一点においては深い確信に立ち、何があっても強盛に唱題しぬくことが殉教の精神に通ずるのである。どうか、一人ひとりが三世のためにはいかなる難をも恐れずに進む強信者であってほしい。
2  最後に「開目抄」の一節一「我並びに我が弟子・諸難ありとも疑う心なくば自然に仏界にいたるべし…」との、この信心の極理を、それぞれが自身の魂ともし、子孫のため、後世のためにも最高の生きがいに満ちた歴史を築いていっていただきたい。

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