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日蓮大聖人・池田大作

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第1回離島本部総会 第二期の”島の広布”へ仲よく出発

1978.10.7 「広布第二章の指針」第14巻

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2  それぞれの島にあっては、あくまでも堅実な広布の歩みであってほしい。そして一人ひとりが強信者であっていただきたい。その日常の振る舞いは、狭い国土世間であること、昔からの慣習等が息づいていることなどを忘れないで、だれびとに対しても仲よく協調し、義理を重んじ、また大きく包容しながら人間性豊かに進んでいかれるよう願ってやまない。
 ささいなことで、争ったり、反目しあったり、排他的になるようなことがあっては絶対にならない。また、孤立してしまうようなことがあってもけっしてならない。この意味で、世法的にも立派だ、さすがだといわれるような聡明な活躍を願いたい。それが広宣流布への第一歩であると確信し、身近なところから堅実に信心の根を張っていっていただきたい。
3  最後に、「開目抄」の「我並びに我が弟子・諸難ありとも疑う心なくば自然に仏界にいたるべし、天の加護なき事を疑はざれ現世の安穏ならざる事をなげかざれ、我が弟子に朝夕教えしかども・疑いを・をこして皆すてけんつたなき者のならひは約束せし事を・まことの時はわするるなるべし」の一節のとおり、離島本部の皆さん方も、今ふたたび、この信心の極理を説かれた一節を胸中に深く刻み、未来永遠に栄えゆく一家一族の福運の根っことなって活躍していくようお願いしたい。

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