Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

南横浜圏・吉野、清水ケ丘、南太田三支部… 正法正義の道を永遠に

1978.10.3 「広布第二章の指針」第14巻

前後
1  現代世相は、大聖人の仰せのように「五濁」の様相を呈しているが、われわれは現在も未来も、永遠に大聖人の御遺命であられる正法正義の道を前進していかなければならない。われわれは、これを根本として広宣流布をしていくのである。
2  御本尊の功徳は無量無辺である。「信心20年の貫録」に登場する人たちが厳然と証明しているごとく、いかなる苦難も強盛な信心によって変毒為薬されていくのである。
 と同じように、現在の労苦も十年、二十年先には、功徳に満ちた人生に転じていくことを確信していただきたい。これこそ妙法なのだ。
 この世の人生は長いようで、あっという間に過ぎ去ってしまうものである。これからもさまざまな苦難があろうが、何があっても御本尊に題目を唱え、一瞬一瞬を力強く確信に満ちみちて苦楽をともにしながら進んでいこう。それが仏法求道の姿勢であるからだ。
3  ユダヤ民族は幼少の時代から、徹底した教育がなされ、人間形成の骨格を築いたといわれる。それが何千年という歴史の荒波のなかで、ユダヤ民族ならではの伝統をみがきあげた根本だといわれている。
 われわれも今、二十一世紀、さらには二十二世紀へと続く長期の展望に立つとき、広布の源流であり、信心の根っこの存在と自覚しなければならない。
 ゆえに一人ひとりが、信心の根を深く大地に張りめぐらせていくならば、若木も巨木にと繁茂するごとく、一家一族の福運も繁栄も絶対に間違いないことを確信されたい。勇気をもって、この偉大なる妙法を子孫末代に伝えゆく労作業を願いたい。
 人間だれにも大なり小なりの苦しみや悩みはあるものだ。しかし、一切は強盛な信心によって決定することを忘れないで、あとは妙法の力で日々生きいきと、希望をつくりながら、この世の人生を見事にかざっていかれるよう心よりお祈り申し上げ、本日の指導とさせていただく。

1
1