Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

池田会長主催答礼宴でのあいさつ  

1978.9.19 「広布第二章の指針」第14巻

前後
1  尊敬する全国人民代表大会常務委員会副委員長鄧穎超先生、尊敬する全国人民代表大会常務委員会副委員長・中日友好協会会長廖承志先生、ならびにご在席の諸先生方。私たち創価学会第四次訪中団は”金色の秋”の実り多き九日間を、諸先生方のご厚情につつまれながら、連日、有意義に、そして楽しく送ることができました。
 あす、日本に向け出発いたしますが、訪中団を代表し、ご在席の諸先生方に厚く厚く御礼申し上げます。ほんとうにありがとうございました。
 また本日はご多繁のところ、わざわざ私たちのお願いをお聞きくださってご参集いただき、重ねて御礼申し上げます。
 思えば、毛主席記念堂での献花、人民大会堂での李先念副主席との平和を願う会見、鄧穎超先生との会見、廖承志先生はじめ中日友好協会等の諸先生方との再会と、新しき友人との出会い、南京雨花台革命烈士陵園での献花等々、すべて終生忘れることのできない思い出となりました。
 また、私たちは、貴国の新しい長征ともいうべき「四つの現代化」のたくましい前進が、見事なる成果となり、結実していくようすを多くの人民の行動と顔のなかに拝見いたしました。
 そして北京大学、复旦大学、上海の少年宮を訪れて、革命を継承していくべき未来の世代が、二十一世紀の舞台を担わんと、すくすくと成長していく姿をたしかに拝見することができました。
 私は日本に帰りましたならば、こうした心に映じたすべての事柄を、できるかぎり多くの人々に伝えてまいります。そして日中間の‶金剛の道″‶金の橋″を地道に着実に、人民と人民の友情と連係を強く積み重ねて構築していきたいと思っております。
 日中友好の”第二章”ともいうべき新しき歴史を、信義と友誼を貫き通して、ともどもにつづけていきたいと念願しているしだいです。
 洋々たる未来に向かって、友好の手と手をたずさえて晴ればれと前進していこうではありませんか。
 最後に鄧穎超先生、廖承志先生、ならびにご列席の諸先生方の、ますますのご健康を祈念して乾杯したいと思います。

1
1