Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第6回「中部の日」記念幹部会 広布の波、信心の波を永遠に

1978.7.27 「広布第二章の指針」第14巻

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1  「聖人知三世事」に「我が弟子仰いで之を見よ此れひとえに日蓮が貴尊なるに非ず法華経の御力の殊勝なるに依るなり、身を挙ぐれば慢ずと想い身を下せば経をあなずる松高ければ藤長く源深ければ流れ遠し、幸なるかな楽しいかな穢土えどに於て喜楽を受くるは但日蓮一人なる而已」とある。
 三世を通暁なされた御本仏日蓮大聖人の御生命であられる御本尊を深く信ずる、われわれの仏道修行は、この絶対の御文の法理をどこまでも深く確信しながら前進していくことに尽きる。
 この不動の信念に生き、不退の確信に生きぬいていくなかにのみ、世間の次元では味わうことのできない信心の醍醐味、生命の奥底からわきいずる喜楽はかりがたしの人生を歩んでいけるのである。
 したがって、御本尊のお使いとして、喜び勇んで仏道修行に励み、広布のため、折伏弘教のために生きることは、人間として最高に幸せな境涯を築いていることにほかならず、この日々の実践の繰り返しのなかに、生きいきとした仏法の精神の脈動があることを忘れてはならない。
2  そうした仏法実践の繰り返しのなかで、互いに福運をつけながら、この偉大なる所願満足の法理を人にも教え、自他ともに成仏していくことが広宣流布の波なのである。
 中部の皆さん方は、この広布の波、信心の波を絶対に途絶えさせることなく、さらに広く深く未来万年に流れ通わしめていっていただきたい。

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