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日蓮大聖人・池田大作

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小豆島会館開館10周年記念勤行会 信心で悔いなき人生を

1978.7.26 「広布第二章の指針」第14巻

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1  因果の理法に照らし、信心に従順か、違背かの結末は、まことに厳しいものがある。
 それは、われわれ凡夫の人知では計りがたいものであるが、十年、二十年たってみればその差は歴然であり、その意味からも皆さん方は、信心だけはいよいよ強盛に貫いていただきたい。
 われわれがめざす一生成仏という最高の境涯も、御本尊に対する祈りが深いかどうかの信心の厚薄による。たとえば鐘の音は、弱く打てば音も小さく、強く打てば大きな音が出るように、御本尊に対する祈りが強盛であればあるほど、それなりの感応の妙としての力用が増していくのである。すべては道理である。
 したがって、目先の現象に左右されることなく、なにがあっても題目を唱えながら前に進み、あとから振り返ってみたなら、なにもかも所願満足であったといえるような一人ひとりであってほしい。
2  また、題目の功徳は万人に平等である。御本尊のため、広宣流布のため、仏道修行のために行動したことじたいが、大仏法を信じ行じたことに通ずる。この福運は現実に、自己の人生のうえにあらわれ、また子孫のうえにもあまねくうるおしていくことを強く確信していただきたい。そして”団結の小豆島””福運の小豆島”を建設していっていただきたい。
 最後に、どのように生きようとも一生は一生である。しかし、皆さん方は煩悩即菩提の法理に生きておられることを忘れないで、いかなる苦難にも絶対に負けず、一生成仏への”信心の道”を勇んで進んでいっていただきたい。

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