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日蓮大聖人・池田大作

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埼玉・所沢、川越圏支部長会 広布のリーダーと生きぬけ

1978.7.5 「広布第二章の指針」第14巻

前後
1  人生を生きぬくうえで、宿命との対決はもとより、現実の生活・職業・家族の問題等等人間である以上、さまざまな苦難との直面はあるだろう。しかし、たとえ自分の知性ではどうすることもできない困難な問題と遭遇したとしても、題目を唱えぬく姿勢だけは持続されたい。あとから振り返ってみるならば、そうした苦難も一切変毒為薬され、思い出の歴史に転じているものであるからだ。
 皆さん方は、広宣流布という前代未聞の偉業に名を連ねておられるリーダーである社会には、科学、政治、経済、生物学のリーダー、あるいは航空界のリーダー等、さまざまなリーダーがいる。しかし、御本仏日蓮大聖人が教えられた宇宙の根本法を実践しゆく信心のリーダーは、われわれしかいないとの誇りをもっていただきたい。
 皆さん方は大聖人の教えを信じ、その教えを弘めている、人間のもつとも尊き生命を相手にされているリーダーなのである。その努力によってもたらされる大福運は絶対に間違いないことをともどもに信じたい。
2  人間の生命に、また現実の生活に真正面から取り組み、それを妙法という永遠の法則に結合させながら指導するというリーダーこそ、最高に尊い存在といってよい。また、たいへんに名誉なことである。
 ゆえに、仏法実践のリーダーとして、どこまでも健康に留意しながら、多くの自分以上の力あるリーダーをつくってみせるとの強い自覚で、自己の一生成仏の信心と広宣流布に生きぬいていただきたい。その人材輩出の揺るぎない決心で、きょうからふたたび勇気ある前進をお願いしたい。
 皆さん方の力で、この天地を、功徳に満ちみちた信心の理想郷につくりあげてほしい。皆さま方の地域を訪問すると”心から安心できる””なんともいえない安らぎを覚える、心がなごむ”といわれるような理想郷であっていただきたいのである。
 ますますの健闘を心より祈ってやまない。

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