Nichiren・Ikeda
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北海道合唱祭
信心の世界は全員が主役
1978.6.18 「広布第二章の指針」第13巻
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1 民衆の歌声が湧き起こるところに興隆も発展もある。学会の歴史は、庶民に愛され親しまれてきた数多くの歌声とともに前進してきた。
歌を忘れた人生ほどわびしいものはない。歌とともに生きる人はつねに明るく、その雰囲気は活力に満ちている。歌を忘れ、ただ惰性的に生きている人生には創造も発展もない。
”カラオケブーム”など現代世相の底流にあるものは、いわゆる一人ひとりの”自主参加”による主体的意欲のあらわれであろう。これが時代の要請とするならば、わが学会はこの時代の流れにふさわしく、すべてにわたって一人ひとりが主役であり、責任者の自覚で活躍していることはご存知のとおりである。
本日の見事な合唱祭にしても、熱演の友、応援する友、全員が主役の心で結ばれている。
座談会にしても全員が主体者である。御本尊に唱題することも人間としての自身の主体的行為であり、他人まかせでは人間革命はできない。教学もまた同じである。
万事にわたって全員が主体者であり、責任者である。そこに真実に生きた信心の世界があることを銘記したい。