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第二東京合唱祭 全員が主体者の伝統を

1978.5.4 「広布第二章の指針」第13巻

前後
1  熱演、熱唱された第二東京の皆さん、本日はまことにありがとうございました。また多くの来賓の方々も、ご多難のなかを出席してくださり、一同を代表して心よりお礼を申し上げます。
 きょうの合唱祭には、世界各国からの代表メンバーも招かれ、熱心に観賞させていただいた。この各国のメンバーも、それぞれ自国の平和と文化のために指導をしていく重要な方々である。その意味で、本日の合唱祭もまた、世界の平和と文化にいちだんと貢献した運動といえよう。
 南米パナマでも、見事な文化祭を開催し、大勢の人々におおいなる勇気と歓喜を与えたとの報告を聞き、まことにうれしいかぎりである。
2  文化祭、合唱祭等の催しをとおし、私はいつも痛感していることがある。それは、祭典に出演する入、指揮をとる人、舞台裏を支える陰の人等々、あらゆる入々の心が、致して、はじめて立派な祭典ができるということである。
 これは家庭においても、職場においても、広宣流布の世界においても、その他、万般に通ずる重要な原理といってよい。
3  互いに協調しあい、なんでも相談しあっていくいき方は、いわば、これからの時代の要請であると銘記していただきたい。
 相談しあっていくところに、皆が主体者であり、全員が責任者であるという自覚が生まれ、確信に満ちみちた世界が建設されていくのである。学会としても、さらにこの伝統を深めていくつもりである。
 次代後継の青年部、高等部、中等部、少年部の諸君には、二十一世紀の勝利をよろしく頼むと申し上げ、本日のあいさつとさせていただく。

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