Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

第16回全国県長会議 広布の名将たれ

1978.2.8 「広布第二章の指針」第12巻

前後
6  ある著名人がいっていた。「まさしく日本人は、島国根性である。人がよくなるとやっかむ、ねたむ、さらに足を引っ張る。まことに狭小な悪趣味の民族である」と。たしかにそのようだ。われわれも、過去も現在もそのようにされたこと枚挙にいとまがない。
 仏法にはそれらを「猶多怨嫉」という。「法華経の第四に云く「而も此経は如来の現在にすら猶怨嫉多しいわんや滅度の後をや」等云云」と説かれているとおりである。末法の衆生は、総じて、この怨嫉が多いが、とくに日本人にそれが強いことは、いまの著名人の指摘のとおりである。
 大聖人は「佐渡御書」のなかで「一闡提人と申て謗法の者計り地獄守に留られたりき彼等がうみひろ生広げて今の世の日本国の一切衆生となれるなり」と仰せになっておられる。このように、時代はますます乱世、暗黒になってきた。
 立正安国を目的とするわれらは、楽土日本の建設のため、あらゆる力を結集しながら、社会、人類のために貢献していきたいことを互いに確認しあって、本日の指導とさせていただきたい。

1
6