Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第2回法政大学会総会 われらの宝は慈悲と哲学

1977.12.18 「広布第二章の指針」第11巻

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3  日蓮大聖人は、数々の大難にも、人類救済のために、一歩も退かれることはなかった。ご生涯を通じて難と戦い、そして勝利あそばされた。そして、末法万年にわたる不滅の原点たる法体の建立、法体の広宣流布をなされたのである。
 われわれ大聖人の仏弟子は、化儀の広宣流布を実践の使命とする。大聖人即御本尊を根本としながら、現実社会のなかに仏法を展開しゆく運動である。その実践は御聖訓に照らされた如説修行の実践でなければならない。ゆえに種々の試練の風が吹くことも当然といわなければならない。
 大事なことは、日蓮大聖人が、大難を通しぬかれて、究極としての法体を確立された事実である。難に耐えぬかれたがゆえに、法体の広宣流布ができたのである。
 同じく、われわれ荒凡夫の化儀の広宣流布の世界においても、種々の嵐の試練をうけながらも、絶対に崩壊されないという和合僧の姿になることが、盤石なる化儀の広宣流布へと到達する鍵となるのである。その意味で和合僧団を断じてくずしてはならない、厳議しなければならない。ともかく勇んで御遺命の道を信心強盛に邁進していきたい。(要旨)

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