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日蓮大聖人・池田大作

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11月度各部代表者会 きょうも燃え上がる信心を

1977.11.25 「広布第二章の指針」第11巻

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1  学会は、妙法の力と諸先輩の信仰一途の実践によって、時代の先駆的な存在に発展してきたが、いま、もっとも大事なことは、一人ひとりが信心を強盛にすることである。
 燃え上がるような強盛な信心で、御本尊に祈りに祈っていくことが、仏法の守護に通じ、広布を切り開くことにも通じていくことを心に刻んでほしい。あくまでも強盛な信心を根本としたうえでの、社会性、良識豊かな行動であってこそ、真実の広布の伸展がなされるのである。
 学会も、時代とともに環境も恵まれ、草創の労苦を知らない人が増えてきている。そうしたなかで、頭だけで、要領をつかい、苦難をうまく避けていこうとするのは、疑似信仰、懈怠謗法といわざるをえない。
 信心こそ仏法者の宝である。たとえ荒れ狂う風波があろうとも、けっして恐れることなく、また紛動されることなく、勇気ある信仰を貫いていただきたい。
 われら妙法の革命児は”身はおちねども心おちる”ような弱い存在であってはならない。北風が吹けば吹くほど心を堅固にし、むしろ烈風のなかにこそ、自身の偉大なる人間革命も、最高の生きがいもあることを確信し、喜びとしていく勇者でなくてはならない。
 広宣流布のため、同志のため、一歩も退かず、堅固なる信心で難に向かうとき、永遠無量の宝珠をみずからの生命の法器のなかにつんでいけるのである。
 ともかく、この偉大なる宗教革命の戦線に生きることじたい、御本仏日蓮大聖人の御遺命ならびに第二祖日興上人のご精神にかない、また、われらの牧口、戸田両会長の実践に連なる仏法者の根本姿勢であることを忘れないで進んでいこう。(要旨)

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