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創立47周年記念慶祝法要 広宣流布へ”随力弘通”を銘記

1977.11.9 「広布第二章の指針」第11巻

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1  本日は、久方ぶりに総本山より御法主日達上人猊下のお出ましをいただき、創価学会創立四十七周年慶祝法要を厳粛に執り行うことができました。
 ここに私は、大導師をいただきました御法主上人猊下に対し奉り、厚く御礼申しあげます。たいへんありがとうございました。
 また、ご法務ご多繁のなか、早瀬総監殿をはじめ、ご尊師方のご出席をたまわり、つつしんで御礼申しあげます。ありがとうございました。
 御本仏日蓮大聖人の御遺命たる大法弘通、広宣流布に立ち向かいゆく創価学会の大発展も、ひとえに代々の御法主上人猊下のご祈念とご慈愛のたまものであることは申すまでもありませんが、なかんずく、日達上人猊下におかせられましては、初代会長、二代会長、三代会長と、もっともご縁深き御法主であられます。この席をかりまして、今後ともなにとぞ大慈悲のご引導のほどを、つつしんでお願い申しあげるしだいでございます。
 世間では、宗門と学会が離反するのではないかと一部でうわさしているようでありますが、まことに迷惑至極であり、猊下のおしたための御本尊を拝している私たちが、信心のうえからも、道理のうえからも、永遠の因縁のうえからも、そのようなことは絶対にありえないことを明言しておきます。
 もとより、短期間のうちに膨大なる発展を成し遂げた、宗門ならびに学会にとって、過去にも多少のトラブルはありましたし、今後も凡夫の世界なれば、やむをえないことでありましょう。だが、これまでもぜんぶ変毒為薬し、僧俗和合の実をあげてまいりましたし、これからも、それが将来のおおいなる結実への第一歩となれば幸いであるし、また、そのようにしていかなければならないと思っております。その僧俗の和合の前進については、今日までなみなみならぬご活躍とご厚意とご指導をしてくださった早瀬総監殿に対し、私どもは衷心よりこの席をかりて御礼申しあげるとともに、今後も猊下をお守りするためにも、宗門のためにも、そして学会のためにも、ご奮闘くだされますよう、心からお願い申しあげるしだいであります。
 本日は、創価学会の代表幹部が法要に参加させていただきましたが、いよいよ行躰即信心に励み、もって御開山日興上人のご遺誠におしたための「未だ広宣流布せざる間は身命を捨て随力弘通を致す可き事」のご聖訓を、ただひたすら実践遂行する決意でありますことを申しあげ、心からの御礼のご挨拶とさせていただきます。本日はたいへんにありがとうございました。

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