Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

北区の日記念勤行会 粘り強い信仰実践を

1977.9.14 「広布第二章の指針」第11巻

前後
1  われわれは信仰者としてどうあるべきか――それは、五座三座の勤行を信心強く実践しぬいていくことである。
 御文にも「法華経を信ずる心強きを名づけて仏界と為す」とあるように、信ずる心強きことが大事なのである。それを根本として、あとは指導どおりに、あくまでも常識豊かな社会人として生きぬき、生活と人生に勝利していっていただきたいということに尽きる。そこに、具体的実践があると知るべきである。
 「四条金吾殿御返事」の一節に「ただ世間の留難来るとも・とりあへ給うべからず、賢人・聖人も此の事はのがれず」とある。また「佐渡御書」の有名な一節に「賢聖は罵詈して試みるなるべし」ともある。
 このように聖人、賢人であっても難を逃れることはできない。ましてや、私たち凡夫において、難があることは当然である。そのさい、肝要なことは、難とどのように取り組み、対決していくかであり、そこで人間の真価がわかる。
 ともかく、私は、いかなる非難、中傷も甘んじて受ける。皆さん方は、ひたすら御本尊と直結して、ますますの精進をお願いしたい。
 いかなる時代にあっても御本尊の仏力、法力は不変であり、信力、行力がありさえすれば福徳を積んでいくことができる。その意味で、一にも二にも白馬のいななきが天空に響いていくような勤行、唱題を根本として、一人ひとりが若々しく、朗らかに、寛大に、そして粘り強く、信仰実践に励み、わが人間革命の歴史を生命に刻んでいってもらいたい。(要旨)

1
1