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第19回学生部総会――メッセージ 次の学会をよろしく頼む

1977.8.31 「広布第二章の指針」第11巻

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1  学生部の第十九回総会、おめでとうございます。どうか野崎青年部長兼学生部長、浅見書記長を中心として、有意義な総会でありますことを、心から祈っております。私も、ぜひとも諸君にお目にかかりたかったのですが、どうしても所用のため出席できません。しかし、本部において諸君の総会を見守っております。
 きょう、八月三十一日は、ご存知のように、いまからちょうど十五年前、学生部の代表に、第一回の御義口伝講義を行った忘れがたい日であります。
 私は、以後五年間にわたり講義を続けましたが、その後十年たってみると、まかれた種は見事な大樹と育ってまいりました。もはや動かすことのできない学会の中枢となっております。また昭和四十一年にも鳳雛会メンバーに対し、諸法実相抄等の講義をとおして、全力をあげて人材の育成に努めました。以来十一年、学生服姿も初々しかったそのメンバーも、いまや青年部の中核となってきております。
 この事実に照らして私は、若き俊逸を成長させるには、七年、十年、そして十五年単位ぐらいでみなければならないとの感を深くする。本年が一九七七年ですから、十年後は一九八七年、十三年たつと一九九〇年であります。
 私は、きょうを新しい学生部の出発の日として、十年ないし十数年後、すなわち諸君が三十代になったときに、それぞれ、あらゆる分野にわたって、キラ星の人材群として活躍する姿を確信もし、瞼にも描いております。この私の心を、諸君は真っ正面から受けて、いかなる嵐にも、無疑曰信の信仰の王道を貰いていただきたい。
 最後に信頼する諸君に、二十一世紀をよろしく頼む、次の学会を頼む、と申し上げまして、私のメッセージとさせていただきます。

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