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日蓮大聖人・池田大作

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第8回中等部総会――メッセージ 地道な努力で自己みがけ

1977.8.5 「広布第二章の指針」第11巻

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1  未来を託すわが中等部の第八回総会、ほんとうにおめでとう。
 残念ながら私は、東京で大切な来客があり、どうしても出席できませんが、きょうは、学会本部から皆さんの晴れ姿をじっと見守っております。
 諸君にお願いしたいことは、すべて昨年の総会で発表した五項目の指針に尽くされています。この指針を、毎日少しずつでも実践し、かけがえのない中等部時代に、伸びのびと自己を鍛え、みがいていってください。
 二十一世紀まで、あと二十四年。私は、皆さんが正義の二字を貰き、広宣流布の松明をかならずや受け継いでくださることを信じております。そして、そのときまで私は、なによりも大切な学会を守り、道を開いていきます。
 どうか、きょうからは新世紀をめざし、私が信頼し期待する牧野、小林両中等部長とともに、明るく朗らかに前進を開始してください。お父さん、お母さんによろしく――。
2  第10回高等部総会――メッセージ 学会っ子よ、大樹と育て
3  晴れの第十回高等部総会、まことにおめでとうございます。
 私の恩師である戸田先生は、
  若き身は 苦難の種を 蒔く時ぞ
    いつも忘るな  妙法の道
 とうたわれたことがあります。自身を大樹へとはぐくむものは、ふつう、人がもっとも厭う苦難なのであります。
 ゆえに私は、皆さんの旅立ちにあたり、
 一、学会っ子ならば自分のいちばん苦手な課題にいどめ
 一、学会っ子ならば忍耐を忘れるな
 ――と申し上げておきたい。
 城川高等部長、そして大迫女子高等部長は、私が手塩にかけて育てた、諸君と同じ高等部出身の部長です。どうか、ほんとうの兄と思い、姉と思い、なんでも相談していってください。
 お父さん、お母さんにくれぐれもよろしく。お元気で――。

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